晴れときどき風

ノンキな主婦が時に風に吹かれながら送る平凡な毎日。

ワンコはコーギー

2005年05月23日 12時23分42秒 | ペット
うちのワンコは「ペンブローグ・ウエルシュ・コーギー」の男の子です。
少し 犬について詳しい人なら、「飼いにくい犬ね。」と思われるかもしれません。
たしかに コーギーは、エネルギーの塊で活動的。運動量も半端ではないようです。
特にオスは、「アルファシンドローム」と呼ばれ、ともかく自分がリーダーになりたがり、飼い主の言う事を聞かないと言われているようです。
なので、飼い主がしつけをうまく出来ないと 過去に牛の足をかんで群れに連れ戻すという仕事をしていた習性が出て、噛み癖が出てしまうとか。
私の知り合いにも 飼っているコーギーが飼い主さんに噛み付いて困っていると言う方が 二組くらいいます。 それも噛み方に容赦がないらしく 病院通いの毎日だそうで。 お気の毒です。

さて、うちのわんこですが、全然そんなことないんです。

犬についての詳しい情報も知らないまま、初めてうちにやって来たワンコがコーギーでした。
ところが 足が短くて胴が長くて、やんちゃで可愛い可愛いコーギーちゃんが 先天性の腎臓の病気で、うちに来て2ヶ月、生まれて5ヶ月足らずで亡くなってしまったのです。
もう、かわいそうで、申し訳なくて。 ペット病院のお医者さんを恨んだりもしました。
でも、そのかわいらしい姿に癒されていた私たちは、もう一度コーギーを、その亡くなった子の分も可愛がるつもりで飼おうと決めました。 そうして数ヵ月後やって来たのが 今のワンコです。
なので、しつけらしいしつけもしないまま、家族全員 ネコッ可愛がり(この言い方はちょっと変?)に可愛がってしまいました。
やったことは、トイレを教えた事、噛んではいけないと教えた事。
それも、叩いたり、大声で怒ったりはしませんでした。
今 うちのワンコは決して人を噛みません。
遊んでいて たまたま歯が私たちに当たってしまったら、遊びなんてそっちのけで「ごめんなさい。ごめんなさい。」となめなめしにきます。
足をぶつけて「痛い!」と言ったり、大きな音でくしゃみをしても 「大丈夫?大丈夫?」と なめなめ。
あまり家族で喧嘩や、大声をだして騒ぐ事のない家なので、少し声高に喋ると「どうしたの?仲良くして」となめなめ。
ともかく、とても心優しくておとなしいワンコなのです。 芸はまるでしませんが。
1年半前 子供が子猫を拾ってきた時も、まるでお母さんのように体中を舐めてあげていました。
友達いわく「あんたんちのワンコは オカマ犬なんじゃないの?」
そういえば、もうすぐ3歳になるというのに、マウンティングも全然しない・・
本当にオカマちゃんなのかしら???
でも、我が家をガードしているつもりらしく、外の不穏な物音や、不審人物には 大型犬のような鳴き声で威嚇してくれています。
実は とても頼もしいワンコなのです。