ぽちぽちと読み進めてきたアメリカベストセラー作家の長編物。
なんの面白さも見出せないまま上巻を読み終わったところで・・・
「日本の作家の物が読みたーい!!」 (ごめんなさい。ジョン・グリシャムさん。続きはきっと読むからね)
ということで 近くの本屋へ。と言っても古本屋。 だって本代だってバカにならないもの。
とりあえず、何か買わなきゃ、読む本がないよ~って時はもっぱら古本です。
嫌がる人も多いけど、背に腹は代えられないってもんです。
まずは、この間から読みたかった 西澤保彦氏の「匠千暁シリーズ」の残り2冊。「解体諸因」と「謎亭論処」。そして宮部みゆきさんや高橋克彦さんの物など 新書の推理小説ばかり6冊。
いさんで「解体諸因」から読み始めます。
これは 大学生だった匠千暁達の数年後で それぞれ成長した姿を見せてくれています。
と言っても 解体された殺人ばかり9本の連作で まだ3本しか読んでいないので、タックとボアン先輩しか出てこないけれど。
タックはまるで成長していないようですが、というより もとから成長など拒んでいる「仙人」と呼ばれていた人だから無理はないか。 ボアン先輩は ちゃっかり女子高の教師になっていたりして、ちょっと笑いました。
理屈をこねまわしてタックの周りで起こった事件を解決してきた彼ららしく、この作品は「安楽椅子探偵」のお話です。 事件の渦中にいて解決するのではなく、いろんな情報から犯人を特定していくという物。
被害者の解体なんていう気味の悪い連作なんて・・と思われる方もいるかもしれませんが、猟奇的な部分ではなく、なぜ解体しなくてはならなかったか、そこから犯人を導き出していく物で 私的には 大変面白い。
読書の楽しみを取り戻した気がします。
ところで 新聞の書評欄に取り上げられていた「ナツコ 沖縄密貿易の女王」を読みたい!と夫に言った所、本に全く興味のない夫が 「高い!これから密貿易を始めたいわけじゃないんだから 読まなくてもいいんじゃない。」だって! 私は殺人犯や探偵になりたいから推理小説を読むわけでも 超能力者や宇宙人になりたいからSFを読むわけでもありません!! ったく!
なんの面白さも見出せないまま上巻を読み終わったところで・・・
「日本の作家の物が読みたーい!!」 (ごめんなさい。ジョン・グリシャムさん。続きはきっと読むからね)
ということで 近くの本屋へ。と言っても古本屋。 だって本代だってバカにならないもの。
とりあえず、何か買わなきゃ、読む本がないよ~って時はもっぱら古本です。
嫌がる人も多いけど、背に腹は代えられないってもんです。
まずは、この間から読みたかった 西澤保彦氏の「匠千暁シリーズ」の残り2冊。「解体諸因」と「謎亭論処」。そして宮部みゆきさんや高橋克彦さんの物など 新書の推理小説ばかり6冊。
いさんで「解体諸因」から読み始めます。
これは 大学生だった匠千暁達の数年後で それぞれ成長した姿を見せてくれています。
と言っても 解体された殺人ばかり9本の連作で まだ3本しか読んでいないので、タックとボアン先輩しか出てこないけれど。
タックはまるで成長していないようですが、というより もとから成長など拒んでいる「仙人」と呼ばれていた人だから無理はないか。 ボアン先輩は ちゃっかり女子高の教師になっていたりして、ちょっと笑いました。
理屈をこねまわしてタックの周りで起こった事件を解決してきた彼ららしく、この作品は「安楽椅子探偵」のお話です。 事件の渦中にいて解決するのではなく、いろんな情報から犯人を特定していくという物。
被害者の解体なんていう気味の悪い連作なんて・・と思われる方もいるかもしれませんが、猟奇的な部分ではなく、なぜ解体しなくてはならなかったか、そこから犯人を導き出していく物で 私的には 大変面白い。
読書の楽しみを取り戻した気がします。
ところで 新聞の書評欄に取り上げられていた「ナツコ 沖縄密貿易の女王」を読みたい!と夫に言った所、本に全く興味のない夫が 「高い!これから密貿易を始めたいわけじゃないんだから 読まなくてもいいんじゃない。」だって! 私は殺人犯や探偵になりたいから推理小説を読むわけでも 超能力者や宇宙人になりたいからSFを読むわけでもありません!! ったく!