小さな花びらのひとりごと

山野草のフォトとささやきを綴っています♡

ヤマラッキョウ

2016年10月22日 | 花の記録
学名にALLIUMが入る球根の植物です。ALLIUMはラテン語でニンクニの意味です。


食べるラッキョウとは違いますが、どこが?と言うレベルの違い


よく見る年と見ない年があるのは、行く場所が偏ってるからでしょう


またこの時期、雨や台風が多いからなのかもしれません。








私が好きなのは、お米のような蕾に入る一本の線 どこが?って思われるでしょうね。


りんどう

2016年10月20日 | 花の記録
日中は暑いなと感じても朝晩は涼しくなりました。 好きな花が多くて嬉しい季節。


リンドウの花言葉は「正義」「忠実」「勝利」なんだか硬い言葉ばかり。


勝利を確信するという意味から病気のお見舞いに使われると聞きましたが、お見舞いは暖色を選ぶ私です。


北は蝦夷リンドウから南は屋久島リンドウまで広く日本列島に分布して、山野草から園芸種まで、また根は漢方薬にもなるようで、身近な花です。


くりくりと捻った蕾も可憐。


何年か前、散歩の途中でリンドウをみつけました。 車道にはみ出していて、きっとだめになってしまうからと家に帰ってシャベルを持って堀りにいきました。 その後花を付けましたが、翌年は咲きませんでした。 やはり野のものは植木鉢では根付きませんでした。


根付かないは 寝付かないに繋がるのか? だからお見舞い? 今書いていてふと思いましたが、そんな訳ないですよね。 野に咲く花は野でこそ生きていける、当たり前の事なのに、車に踏まれそうだからと持ち帰っても花は喜んでいません。

花の前では、そっと見守る、自然の力に任せる、何かの時には最小限の手を差し伸べることが大切だと、改めて思う出来事でした。

タニジャコウソウとシモバシラ

2016年10月19日 | 花の記録
タニジャコウソウ 花からジャコウのの香りがすることから命名されたと辞典には書いてありましたが しなかった・・今調べてみたら葉や茎に香りがあるようです。シソ科 なるほど


本州の関東以西 四国 九州に分布 








同じシソ科のシモバシラです。冬になると枯れた茎の根元から霜柱のような氷結がつくことから ユキヨセソウとも


シモバシラ属は中国にもう一種あるのみの東アジアの特産だそうです。


ここで氷結を見たいな、早く冬になればいいのに、と思う反面、残り少なくなったカレンダーに、反省する事の方が多い9ヶ月半を振り返るこの頃です。




反省しながら反省したことを忘れて、また同じことを繰り返し、忘れた自分に気づくこの頃です。


秋の実

2016年10月18日 | 花の記録
赤い鳥小鳥
なぜなぜ赤い
赤い実を食べた

アカメガシワです




ガマズミ

小さい頃この歌は嘘だと、なんとなく思ってました。ある日母が出かけた時に、ミカンを食べたら美味しくて止まらなくなり、かなりの数を食べてしまいました。気がつくと手が黄色なんです。
そう言えばチビクロサンボはホットケーキを食べて虎になったよね。どうしようどうしよう。
その時の驚きと恐怖といったら!(本当は虎がグルグル回ってホットケーキになったのに、今思えば、動揺してて思考回路がおかしくなってました。)

そのうち母が帰宅して大目玉。でもすぐに元に戻ると聞いてほっとしました。


コムラサキ

当分、ブドウが食べられませんでした。










笑える思い出だけど、今でも笑えません。





















コシオガマ

2016年10月17日 | 花の記録
葉まで美しいというコシオガマです。 


半寄生植物です 半ってどういう事かというと 葉緑体を持ち光合成を行ない、一方で根の一部を他の植物の根に食い込ませて養分をもらって生活している植物。ハマウツボ科。


ここにはナンバンキセルもあったから、スネかじりの集まりかな。


「葉まで美しい」けれど、本当は「浜で美しい」のようです。


塩田で塩を作る釜から出る煙がゆらゆらと美しいという風景を愛でた言葉が、だじゃれ的に使われたようです。


何はともあれ、ピンクで可愛いです。