小さな花びらのひとりごと

山野草のフォトとささやきを綴っています♡

谷川岳1

2018年10月19日 | 山旅

山の本を見ていたら

「ロープウェイで楽々登山 谷川岳」

目が釘付けです

私にも登れるかも・・

「登ってみたいな~」

「えっ!行きたい!行く!行く!」←山ガールmiho

この時彼女の目の前には

日本三大急登の谷川岳がボンと浮かんだと思われます

私の頭にはもちろんロープウェイ

 

でも山の麓まで来て

山の家で写真を見ていたら

ふつふつと登りたい気持ちが高まってしまい

なぜか行けそうな気持ちに・・

そんなこんなでいつものメンバーで西黒尾根を登ります

 

最初は泣くほど急ではなく

気持ちよく歩きます

途中ニホンカモシカに出会いました

 

ロープウェイの到着駅があんなに上に見えます

 

木々も色づいてきました

 

ここも台風や猛暑のせいか

枯れてチリチリになった葉も見えます

静かな登山道を気持ちよく進みます

 

 

 

鎖場が出てきました

手がかり足がかりがあるので大丈夫

わくわく♡

 

気持ちとは裏腹に天気はイマイチ

 

樹木の背が低くなってきました

 

樹林帯を抜けると

風が急に冷たくなります

 

 

 

二つ目の鎖です

わくわくわく♡

 

天気はグズグズ

 

 

ここ お花畑なんだろうな~

今は何も咲いてないけれど

 

そんな事を思いながら

歩いて行くと

 

目の前にで~~んと

立派な尾根が!

ラクダの背

あれが山頂?

そんな訳なくて

ここからラクダの背が始まるのでした

こぶ No1でした

 

なるほど・・

やっぱり谷川岳 手強い

 

カメラをザックに入れて

手も使って登りました

天神平からの登山道と合流します

 

よっしゃ

 

ここまで4時間でした

もう山頂はすぐそこです

息は切れたけれど

なんとか歩けました

続きます


地底のプラットホーム

2018年10月18日 | 山旅

ちょっと遠くに行ってきました

 

群馬県と新潟県を結ぶ上越線、土合駅

下り線のホームは

地底にあります

 

そこから駅舎までは

462段の階段を登ります

 

 

5段づつになっていて

足の幅に合わせてあるので

登りやすくなっています

 

地底だけあって

涼しく快適

とは言っても

海抜は583mあって

駅舎がある所が653.7mなので

標高差でいうと70.7m

 

山で階段があると

元気がなくなるのですが

楽しくてワクワクです

半分の所で振り返ると

登ったね~

 

ベンチもあります

右側は川のようになっていて

地下水でしょうか

チョロチョロ流れています

ここにエスカレーターを設置する計画だったそうですが

まっ、諸般の事情でって事ですね

 

登りきると

「改札口まであと143m

階段2カ所で24段です

がんばってください」

  

とんがり屋根の可愛い駅舎

 

日本一って他にもあるのかな

 

ここの木々は緑

山はどうでしょう?

 

よく見るこれから

 

 

これに乗り換えて

 

これを飲むため

いや!違う!

登ってきました


シソ科いろいろ2

2018年10月15日 | 花の記録

クチビルバナ特集第二弾

花はとっても似ていて

咲き方だったり葉だったりが少しづつ違うのです

来年、これを見て「おぉ~そぉ~だった」と言いそう・・

今日は車を降りたら

イヌコウジュの軍団が待ち構えたように咲いていました

 

下から咲いていって、今ここ

枝で分岐して

一株で子だくさん

 

同じ高さに尖る萼

 

花穂の下は丸い葉

鋸歯は6個まれに7個

 

 

 

ヒメジソ

全く同じように咲いてますが

 

 

葉が違います

 

萼も違います

 

ハワイサイン

shaka

アロハ~

 

ヤマジソ

紛らわしい名前です

 

クチビルの部分はほとんど同じです

 

咲き方が違います

 

 

 

 

同じ仲間の花三種類が同じ場所で見られたので

よくよく観察しました

といっても

肉眼ではほとんど違いは見えません

小さな小さな部分が少し違うのです

精一杯の自己主張は

進化の過程なのか

何か意味があるのか

私たちにはわからない世界があるのでしょう

 

 

 

 


シソ科いろいろ1

2018年10月13日 | 花の記録

シソ科が多くなってきました

シソ科は昭和の初めまで

唇花(クチビルバナ)って呼んでいたそうな(笑)

まだ暑かった時

クルマバナ

 

 

たくさんの唇がおしゃべり中

 

この花もシソ科

大きな唇

 

居眠りしているような・・

いつ見てもひょうきんで面白いね

 

いつの間にか涼しくなって

今朝は寒かった

今年の過酷な暑さは何だったんでしょう 

ヤマハッカ

怪しげな色・・

 

 

太短い・・

 

シロバナヤマハッカ

 

拡大して見ると

面白いです

雌しべ、花粉をもとめて

出稼ぎへ

閉じこもっていては妊活できませんわよ

 

ヒキオコシ

 

シベをエプロンで持ち上げている感じ

意味不明って言われそう

 

メハジキ

唇というより

あっかんべ~状態

 

 

「全体に白い毛が生える」

あら~ほんと 水玉模様のようにびっしり

 

はい、トリミング

 

一度刈られたのか

背が低くまだ綺麗に咲いてました

敗者復活・・

シソ科恐るべし

キセワタ

「着せて、綿の入ったものを」

と言いたくなったこの時期にはぴったり

 


ホソバノヤマハハコ

2018年10月12日 | 花の記録

キク科です

ホソバノヤマハハコ

ホソバ(細葉)は西日本型

東日本のものより小型で葉が細いそうです

 

 

 白いひらひらは総苞片(葉のようなもの)で

黄色が頭花と呼ばれる小さな花が集まった部分

 

 

 

細い葉と

かさかさした葉のようなものと

黄色い小さな花からできた

繊細な花です