梅木よしてる徒然日記

人生60歳代からが黄金の時代だとか、我が家は黄金の人生??悪戦苦闘の人生ですが、黄金の人生を目指しています。

散骨とマディソン郡の橋

2014-12-19 12:13:01 | Weblog
散骨とマディソン郡の橋 
 主人は、お墓を作り変えて歴代墓にしたいと
言うんだけど、私は死んでまで主人と一緒は嫌
今まで散々主人の世話をしてきたんだから、
あの世では気楽に過ごしたい・・・。 
どうしたらいいですかとのこと・・・。

 私の仕事の範疇ではないようなので、
心配事相談にと、お勧めしたのですが・・。

現在の山間部のお墓事情、居宅は周囲が山に囲まれ、
日当たりも悪く劣悪環境に我慢されていますが、
お墓は日当たりのいいところに
移転されることが多くなっています。

 いろんな世間話をする中で散骨という話に・・・。
その方法もないとはいえませんね。

ご覧になられているでしょうか。
マディソン郡の橋
大ヒットした小説と映画。


屋根付き橋が舞台であり、
わが地域にも屋根付き橋があるので、








地域おこしに活かせるかもと、
小説と映画鑑賞しました。

アイオワの田舎町に住む平凡な主婦
フランチェスカ(メリル)は夫や子供たち
の世話に追われる日々を過ごしていた。
夫が子供を連れて4日間家を離れる
ことになり彼女が一人残された、
そんな時、町はずれの珍しい橋
(屋根付き橋)を撮影するために、
カメラマンのキンケイド(イーストウッド)が
やって来る。
彼の道案内をしたことがきっかけで、
彼女は孤独な影を持つ野性的な
彼の魅力にひかれていき、
他人と接することが苦手だったキンケイドも
また彼女の傍にやすらぎを見出す。
夢のような4日間が過ぎ、キンケイドは
フランチェスカに一緒に町を出ようと
誘うのだが・・・。
ロバートは、さかんに誘い
彼女もいったんは荷造りまでするが、
駆け落ちをやめる。
そして、夫を見送り、子供たちにもロバートとの話はせず、自分も生涯を終えた。
ロバートとはそれっきりだった。

ただロバートが死んだ時、
彼の弁護士が遺品と遺言をフランチェスカに寄こした。

彼の遺言には「火葬にしてローズマン橋から遺灰をまいてくれ」とあり、
弁護士はそれを実行した。

フランチェスカの遺言夢も散骨してほしいとのこと
「せめて死んでからはいっしょにさせてくれ」ということだったのだ。

さて、日本では散骨は可能か?
 
墓地、埋葬等に関する法律・第4条
埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行つてはならない
条文を見る限りでは、思いっきり違法です・・・。
従来、この条文どおり違法とする考えもあったのですが、法務省が1991年にある見解を出しました。
その見解とは、
散骨について、「葬送のための祭祀で、節度をもって行われる限り問題はない。死者を弔う目的で、相当の方法で行われるのであれば刑法の死体損壊罪の遺骨遺棄には当たらない」
というものです。

また、墓地埋葬法に関して旧厚生省は、
「墓地、埋葬等に関する法律は、散骨の様な葬送の方法を想定しておらず、法の対象外で、禁じているわけではない」
との見解を発表しています。

これにより、現在では散骨が堂々と可能になっているのです。

死んでもあなたと一緒にといわれる人生か?
死んでまで、あなたと一緒は嫌といわれる人生か?

人生勉強になりました。

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