理想の自分を演じろ。
本音と建前という言葉があるように、人間の中身とうわべは違うものである。
これは、なにも悪い事ではない。
自分を抑えて他人と協調したり、社交的に装ったり、時には自信満々に振る舞う
といった演出は、社会生活を上手く営む上でも、組織をスムースに運営していく
上でも、必要不可欠な要素である。
本当は真面目なのに世間で不真面目だという評判が立つより、真面目でなくても
「あの人は真面目だ」という評判のほうが重要。
本当は責任感の塊なのに無責任と思われるより、責任感がそれほどなくても
「あの人は責任感の強い人だ」と思われることが大切。
つまり、役者のように自分が演じる役の評判が、本来の中身より重要なのだ。
上司や同僚、部下からあなたはどのようなイメージを持たれているだろうか?
今より更に、良い評判がほしければ、客観的に自分の能力、言動、信頼性、
人間性をチェックして、自分がどうあるかをデザインするのだ。
イメージデザインができれば、後は忠実に演じ続けるのである。
そうすれば、やがて本物になる筈だ。まずは、役者になりきってみろ。