うーん。
うーん。
うーん。
それでも。
前髪ぱっつんでも。
君が好きだよ、すばる。
たとえば。
それが言霊になって、リアルを引き寄せたとしても。
君を好きだと思う私の気持ちは変えられない。
君の傍で。
私は、わたしであることを確認していくの。
だから、君も。
ゆっくり。
ゆっくりでいいよ。
がむしゃらに、自らを奮い立たせて走り抜けた、まっすぐな道。
今度は少し。
スピード落として、カーブを曲がろう。
周りの景色を見ながら、
息をしよう。
君が、面白いと思うこと、楽しいと思えること。
それを探しに。
今だけ、のんびり。
じっくり。
この先に見えてくるものを、見極めよう。
ホントは、少しだけ。
淋しくて。
ホントは、とても。
逢いたくて。
君を、
君の存在を。
これでもか、これでもかっていうくらいに感じられてた時期を懐かしく思いながら。
手探りで君を探し、追い求めてる「今」。
もうすぐ。
また、逢えるのに。
逢えるはずなのに。
嬉しいはずなのに。
でも、なにかが揺れ動いてる。
「渋谷すばる」。
そこに、君が居ますように。