日曜の定時コール。
ユウウツなのはわかるんですけどね。
「もしもし」の声からして、どよどよどよ～～～～んとしてるが丸わかりで。
一瞬、切ってやろうかと思ってしまう冷たい妻です（笑）
なのに。
来週帰るまでに、あれやっといてね、これしといてね。って。
あれこれ指図されて。
文句も言えない妻です（笑）
気分転換に。
どこへ行きましょうか。
昨日逢ったリア友は、パン屋さん巡りに喜びを見出しているようで。
多治見まで自分で下道運転していくのよ、ってプチ報告されました。
一人でドライブ、は嫌いじゃない。
おひとりでご飯は苦手だけど。
別に、一人の時間は嫌いじゃない。
一番近くの海まで。
車飛ばしてみようかな。
ふと。
思い出した景色があって。
父と母と。私と。３人で。
いつもならくっついてる孫もいなくて。
何故そんなことになったのかは忘れたけれど。
知多の海までドライブして。
ご飯食べて。
目の前の海眺めながら。
「釣り竿、持って来ればよかったなぁ」ってつぶやいた父の背中。
「また来ればいいじゃん、近いんだから」って声かけたけど。
その数か月後に、父は亡くなってしまったので。
叶わないまま、だったんだよね。
海を見てた父の横顔思い出すと。
あの時間の、あの場所へ。
というより。
ご飯食べに行くって決めた時間に戻って。
釣竿、車に乗せたいなぁ。
今頃。
向こう側で、ゆっくり釣り糸垂れてるかな。
場所にも時間にも縛られないで。
ね、お父さん。
私に、いろんな手枷足枷つけて自由にしてくれなかったあなただけど。
今なら、少しだけ。
あなたがどれだけ私を心配してたのかくらいは、分かる年齢になったよ。
行ってみたいね。
もう一度。
３人で。
あの、海へ。
釣竿、持って。