稲が伸び、緑がきれいな田んぼでよく見かける白鷺のなかで、一番大きなダイサギ。
冬羽から夏羽に換羽しつつあります。
といっても、白い羽毛は同じで変化がありません。
そのかわり、くちばしの色が変わります。
これは、まだ冬羽の状態。くちばしが黄色です。
夏羽に換わっていくと、くちばしは先端から黒くなってきます。
それと同時に、眼のまわりがエメラルドグリーンになってきます。
夏羽になると、くちばしが完全に黒くなり眼のまわりのエメラルドグリーンも濃くなります。
この変化は個体差があるので、同じ群れの中でも様々な状態の個体が見られます。
田んぼでダイサギを見かけたら、よくくちばしを観察してみてくださいね。