セセリチョウが多くなってくる季節ですが、浮島ヶ原自然公園でギンイチモンジセセリの夏型に合うことができました。
昨年の5月に春型を初めて見たので、これで2度目。
夏型は初めてです。ずーっと探していましたが、なかなか会えなかったチョウです。
ひらひらと飛び回っていましたが、キツネノマゴにとまったところをじっくり撮ることができました。
春型と比べて、夏型は翅裏が淡いベージュ色になっていて、あまり「ギンイチモンジ」の模様が目立ちません。でも、翅表が黒っぽいので、飛んでいる姿はとてもきれいですね。
最大勢力のイチモンジセセリより一回り小さいので、かわいらしく感じます。
(前回見た春型は、こちら)
違うところでも飛んでいました。
1年以上探しても会えなかったのに、会える時は連続で会えてしまうものですね。
このギンイチモンジセセリは、環境省レッドリストで準絶滅危惧、静岡県版レッドデータブックで要注目種のチョウです。
全国でみると、山形県や愛媛県、高知県では、ほとんど見られなくなっていて、他の30の道府県でも数を減らしています。
公園内で、もっと数が増えるといいなと思います。