浮島ヶ原自然公園の北側にある丘に、ヒナキキョウソウが咲きました。
今まで姿を見ませんでしたが、今年になって急に群落を作っています。休眠種子が発芽したのかな?
北アメリカ原産の帰化植物です。
拡大してみると、なかなかきれいな花です。
バランスのいい花ですね。確かに花壇で群生していればきれいだと思います。
花が成熟すると、棍棒状だった柱頭が3裂します。
そんな花も見られました。
花は、茎の先に1つだけつけます。その下にたくさんあるつぼみは開かないで、自家受精で種子を作ってしまいます。「閉鎖花」というシステムで、ホトケノザなども閉鎖花をもちます。
近くには、キキョウソウも咲いていました。
こちらは、下から花を咲かせ、さらに複数の花をつけます。
花弁もちょっと幅広く、色も若干濃いです。
こちらのほうが、「桔梗」に似ていますね。
これも、北アメリカ原産の帰化植物です。
どちらも、実にドアが開いて種がこぼれるのだとか!?
ぜひ、その様子を観察してみたいと思います。