ホタルの季節まっただ中です。
5/6に、こどもエコクラブの子どもたちと放虫した浮島ヶ原自然公園のヘイケボタルが羽化していました。淡い光がきれいですね。
よく「観光」として見られるホタルは、ゲンジボタルのことが多いです。
ゲンジと比べるとヘイケのほうが小さい体をしています。(だから「平家」なのだという説です。ホタルの名前でも、敗者の扱いなんですね…)
また、前胸部の黒線がヘイケは太く、ゲンジのような十字模様にはならないのが違いです。
夜露のおりたスギナの上で、点滅していました。
そっと近づいても、すぐに発光をやめてしまいます。光り方も儚くて、確かに「平家」っぽいかも…。
暗闇の中なのでストロボ撮影ですが、そうして撮ってみると意外と毛深いことがわかります。
これからしばらくの間、ヘイケボタルが見られそうです。
ただ、水辺ですし真っ暗闇の中です。周囲の整備もしていませんし、草むらの中での観察になります。また、近くにホタルブクロやオカトラノオがありますので、見に行く方は、不用意に踏み込まないでくださいね。
(見やすくなるように、少し整備をするつもりではあります)