曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

一人車中泊用にホンダ・N-VANを買うという妄想

2018-08-04 01:09:35 | クルマ
久々に「これ買ったらどうなる」を妄想したくなる車が登場した。ホンダのN-VANである。

N-VANは基本的に商用車で、4ナンバーになる。商用の軽バンと、そのトラック版は各社が出しているが、ホンダの場合は従来、アクティと、その一般向け仕様のバモスだった。バモスは床下ミッドシップにエンジンを配置し、後輪を駆動する変態カーで、ブログでは書かなかったが、ちょっと脳内で買ったことがある。N-VAN発売の前にバモスは生産を終えており、要するにN-VANはバモスの後継にあたる。

バモスは運転手の足元にエンジンがないため運転席を前に出すことができ、後ろの空間が異常に広い車だった。というか、商用車なので、荷室を広げるためにそういうエンジンレイアウトだったわけだ。後ろの席を畳むと車内の後ろ2/3がフルフラットに近くなり、釣りやらサーフィンやら自転車やら、趣味の道具を満載するのに都合がよく、そういう用途のために一般人にも売ろうとしていた。当然車中泊には最適な車だったと思われる。身長180センチの成人男性でも足を伸ばして余裕で寝られる。

しかしバモスは古かった。販売開始が1999年である。まるでランボルギーニ・ディアブロのようなアンダーフロアミッドシップの操縦性は興味深かったが、ATが3速なのは脳内ドライブでもキツかった。

そこでN-VANである。普通のFFになって運転席が普通の位置になり、室内後部の広さも普通になったが、助手席が完全に床に沈むため、運転席以外の床をフルフラットにできる。一人なら快適に車中泊ができそう。一人で使うなら、他の席はいらないのだ。もし僕がN-VANを買ったら、たぶん席は常に全収納状態だろう。僕の妄想ドライブは基本的に「もし独身だったら」というのが前提である。

N-VANは通常のハイルーフと、10センチほど屋根を低くした+STYLE COOLがある。中で立ち歩くわけでもないので、そんなに室内高は必要ない。僕なら低いほうにする。

エンジンもNAかターボを選べるが、+STYLE COOLでターボだとHONDA SENSINGが付いてきて高くなる。こういう車は道具として割り切って使い倒したいが、高価だと精神的にそれが難しくなるので、NAでいいや。この車高や雰囲気だと飛ばさないと思うので、NAでトコトコ走るほうがいい。

色は専用のガーデングリーンメタリック。公園の横とかにこそっと駐車して寝る場合なんかに、自然に溶け込む色のほうが目立たなくていいかなと。目立たないならグレーもだが、グレーだと本当に商用車なのでやめた。

オプションはフロアマットと、運転席以外全部格納状態で敷くTPOタイプラゲッジマット、寝るときに換気のためちょこっと開ける用にドアバイザーをつけてみた。

いやしかし、こんな車持ったら車上生活者になってしまいそうだ。


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