( すぎやまこういち先生はいつも、ちいさな紙に沢山の質問をメモしてこられて、ぼくに問われました。
ご関心はいつも、日本、日本、日本です。総裁選についても、体調さえよろしければ、山のような質問をしてくださったと思います。
ドラクエも、愛国を若いひとに知ってもらうために作曲したと、よく語っておられました )
ご関心はいつも、日本、日本、日本です。総裁選についても、体調さえよろしければ、山のような質問をしてくださったと思います。
ドラクエも、愛国を若いひとに知ってもらうために作曲したと、よく語っておられました )
▼珍しいことに総裁選が国民をよき意味で巻き込んで盛り上がり、政権の交代があって、それなりに雰囲気が一変して・・・というのは、実はまったく内向きの話です。
世界では安全保障をめぐる情況も、諸国の力関係も、どんどん転変していて、気がついたら日本が置き去りにされていたということになりかねない、その危機意識を強めています。
正直、国会のなかで孤独感を感じるぐらいです。
きのう10月8日金曜、参議院の本会議場で、岸田新総理の力を込めた所信表明演説と立憲民主党の席を中心に聞こえる烈しい野次を聴きながら、ふっと、世界から置き去りにされる日本を感じました。
覚悟を決めて国会議員になるまえ、自由自在に世界の軍部、危機管理当局、情報機関、政府から、街や村の庶民生活のただなか、それから美術館や博物館、大学、中高、小学校、川に田園・農場に山に海までを歩いていたときのおのれから、遙か遠ざかっている実感も、かすかにですが胸の中にありました。
本会議が終わると、大半の国会議員が人の波となり、国会議事堂から地下道を効率よく使って議員会館へ戻ります。
そこからはずれて、地上からいったん議事堂の外へ出て、わずかな時間だけ陽を浴び、風を感じ、通行する人や車を見ながら、議員会館へ入りました。
なんだか疲弊して、12階への階段を上がる気が失せて、エレベーターに乗ると、もうほとんど議員の姿はありません。地下道を使わないと、信号待ちもあり、数分遅れるのですね。
すると、たまたま国民民主党の大塚耕平参議院議員とふたりだけになりました。
ぼくが勝手に思っているのは、大塚さんは、専門家の名にふさわしいひとです。早大の経済学博士号を持ち、日銀出身でいらっしゃるから、そう考えるのではありません。良き国会質問をなさるからです。
思わず、「野次が烈しかったですね」と語りかけました。
大塚さんが何と答えたかは、記しません。ふたりだけの会話ですから。しかし大塚さんらしい、いわば良心的な反応でした。
大塚さんのような国会質問には、はぐらかさずに、真正面から議論を交わす総理答弁、閣僚答弁を行う自由民主党に変わるべきです。
それが国会でしょう。
日本国民はレベルが高いのです。一体、どなたが今の国会審議に納得されているでしょうか。
自由民主党にも、野党にも、責任があると思います。
ぼくなりに、おのれの専門性も用いて懸命に国家質問を致していますが、ある意味、関心を持ってくださるのは、国民だけです。
いや・・・これは言い過ぎで、たとえば国民民主党の矢田わか子議員、小林正夫議員ら、それから自由民主党の護る会の議員をはじめベテランから若手議員まで、関心をもって声をかけてこられる議員はいらっしゃいます。
官僚、ぼくの呼び方では行政官も、良心的な人ほど関心を持ってくれます。
そのおかげで、この5年と2か月、じりじりと物事は動いてきました。
一方で、組織としての自由民主党には、無関心と頑迷ぶり、悪しき意味での古さを感じることが多いです。
それだからこそ、内部から変えねばならないといつも、胸の裡 ( うち ) で、決意を固め直しています。
▼護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の掲げる、三本柱のひとつ、皇位継承の父系一系による安定も、ほんとうの意味は世界の転変に負けないよう、日本国の根っこを固め直すことです。
三本柱のもうひとつ、中韓による国土侵蝕の阻止も、領土・領海・領空という国家の根っこを喪わないことです。
そして三本柱のさらにひとつ、経済安全保障を含むスパイ防止法の制定は、実は、世界の変化を先取りできる国になることです。
中国共産党をはじめとする外国の工作活動を有効に防止することは、日本が強力な情報国家になることと表裏一体でなければなりません。
護る会はきのう、国会内で、総裁選のあと初めての執行部会を開きました。
執行部会は非公開ですから、その内容を明らかにすることはしませんが、間近に迫る ( もう5日後には衆議院の解散です ) 総選挙のあと、総会を開くことになりました。
総裁選が活気を呼び起こしたのは事実です。同時に、ある種の浮 ( うわ ) つきも引き起こしています。
雰囲気に呑み込まれず、王道を踏みつつ連帯を目指す護る会でありたいと願っています。
▼こうした考え、取り組みの一環として、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」で北朝鮮のHGV ( Hypersonic Glide Vehicle ) 、極超音速滑空体 ( ミサイル ) の深甚な新しい脅威を考えました。
この北朝鮮のHGVは、明らかに未成熟な実験的開発ですから、さまざまな評価が諸国の軍部、インテリジェンスにもあります。
しかし、むしろこれまでより冷静な、実戦的な開発だと受け止めることを、ぼくは提案します。
それを、この動画で、手の動きも使って話しています。
❇ ちなみに、この動画では、わたくしがお馬さんと一体になるというお馬鹿な、いやそれは馬と鹿に失礼ですね、なんとも言い難い試みも致しているのであります。三浦麻未公設第一秘書におかれては、悶絶しておられます。
恐ろしい脅威に向かい合うとき、棒を呑んだような硬直、緊張では、負けます。
人間世界、これすべて、諧謔 ( かいぎゃく ) 、滑稽 ( こっけい ) のなかにありと達観する精神が必要です。
世界では安全保障をめぐる情況も、諸国の力関係も、どんどん転変していて、気がついたら日本が置き去りにされていたということになりかねない、その危機意識を強めています。
正直、国会のなかで孤独感を感じるぐらいです。
きのう10月8日金曜、参議院の本会議場で、岸田新総理の力を込めた所信表明演説と立憲民主党の席を中心に聞こえる烈しい野次を聴きながら、ふっと、世界から置き去りにされる日本を感じました。
覚悟を決めて国会議員になるまえ、自由自在に世界の軍部、危機管理当局、情報機関、政府から、街や村の庶民生活のただなか、それから美術館や博物館、大学、中高、小学校、川に田園・農場に山に海までを歩いていたときのおのれから、遙か遠ざかっている実感も、かすかにですが胸の中にありました。
本会議が終わると、大半の国会議員が人の波となり、国会議事堂から地下道を効率よく使って議員会館へ戻ります。
そこからはずれて、地上からいったん議事堂の外へ出て、わずかな時間だけ陽を浴び、風を感じ、通行する人や車を見ながら、議員会館へ入りました。
なんだか疲弊して、12階への階段を上がる気が失せて、エレベーターに乗ると、もうほとんど議員の姿はありません。地下道を使わないと、信号待ちもあり、数分遅れるのですね。
すると、たまたま国民民主党の大塚耕平参議院議員とふたりだけになりました。
ぼくが勝手に思っているのは、大塚さんは、専門家の名にふさわしいひとです。早大の経済学博士号を持ち、日銀出身でいらっしゃるから、そう考えるのではありません。良き国会質問をなさるからです。
思わず、「野次が烈しかったですね」と語りかけました。
大塚さんが何と答えたかは、記しません。ふたりだけの会話ですから。しかし大塚さんらしい、いわば良心的な反応でした。
大塚さんのような国会質問には、はぐらかさずに、真正面から議論を交わす総理答弁、閣僚答弁を行う自由民主党に変わるべきです。
それが国会でしょう。
日本国民はレベルが高いのです。一体、どなたが今の国会審議に納得されているでしょうか。
自由民主党にも、野党にも、責任があると思います。
ぼくなりに、おのれの専門性も用いて懸命に国家質問を致していますが、ある意味、関心を持ってくださるのは、国民だけです。
いや・・・これは言い過ぎで、たとえば国民民主党の矢田わか子議員、小林正夫議員ら、それから自由民主党の護る会の議員をはじめベテランから若手議員まで、関心をもって声をかけてこられる議員はいらっしゃいます。
官僚、ぼくの呼び方では行政官も、良心的な人ほど関心を持ってくれます。
そのおかげで、この5年と2か月、じりじりと物事は動いてきました。
一方で、組織としての自由民主党には、無関心と頑迷ぶり、悪しき意味での古さを感じることが多いです。
それだからこそ、内部から変えねばならないといつも、胸の裡 ( うち ) で、決意を固め直しています。
▼護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) の掲げる、三本柱のひとつ、皇位継承の父系一系による安定も、ほんとうの意味は世界の転変に負けないよう、日本国の根っこを固め直すことです。
三本柱のもうひとつ、中韓による国土侵蝕の阻止も、領土・領海・領空という国家の根っこを喪わないことです。
そして三本柱のさらにひとつ、経済安全保障を含むスパイ防止法の制定は、実は、世界の変化を先取りできる国になることです。
中国共産党をはじめとする外国の工作活動を有効に防止することは、日本が強力な情報国家になることと表裏一体でなければなりません。
護る会はきのう、国会内で、総裁選のあと初めての執行部会を開きました。
執行部会は非公開ですから、その内容を明らかにすることはしませんが、間近に迫る ( もう5日後には衆議院の解散です ) 総選挙のあと、総会を開くことになりました。
総裁選が活気を呼び起こしたのは事実です。同時に、ある種の浮 ( うわ ) つきも引き起こしています。
雰囲気に呑み込まれず、王道を踏みつつ連帯を目指す護る会でありたいと願っています。
▼こうした考え、取り組みの一環として、「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」で北朝鮮のHGV ( Hypersonic Glide Vehicle ) 、極超音速滑空体 ( ミサイル ) の深甚な新しい脅威を考えました。
この北朝鮮のHGVは、明らかに未成熟な実験的開発ですから、さまざまな評価が諸国の軍部、インテリジェンスにもあります。
しかし、むしろこれまでより冷静な、実戦的な開発だと受け止めることを、ぼくは提案します。
それを、この動画で、手の動きも使って話しています。
❇ ちなみに、この動画では、わたくしがお馬さんと一体になるというお馬鹿な、いやそれは馬と鹿に失礼ですね、なんとも言い難い試みも致しているのであります。三浦麻未公設第一秘書におかれては、悶絶しておられます。
恐ろしい脅威に向かい合うとき、棒を呑んだような硬直、緊張では、負けます。
人間世界、これすべて、諧謔 ( かいぎゃく ) 、滑稽 ( こっけい ) のなかにありと達観する精神が必要です。