功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

記者時代から、議席予測、当落予測を外したことがありません。(2021-10-21 02:15:25)

2021-10-21 03:17:31 | On the Road
▼総選挙が始まってまだ2日間(10月19日、20日両日の朝から夜)ですが、自分で応援遊説をし、現場の体感があります。
 そこに、水面下の情報を総合すると、主要な政党のなかでは自由民主党ただひとりが大幅に議席を減らす予測をせざるを得ません。

▼選挙中となっても、いつものぼくと何も変わりませんから「危機感を煽って、選挙情勢を有利にする」などということは決して、やりません。
 ありのままの実感と分析です。
 実は記者時代から、議席予測、当落予測を外したことがありません。

▼具体的な議席数も予測しています。
 しかしこのブログは、無条件の公開情報ですから、影響を考えて記しません。

▼自由民主党以外では、立憲民主党、その立憲民主党を「野党統一候補」という名目で支えている共産党、大阪でたった1小選挙区を除いてはほぼ全域で圧倒的勢いの維新、それから与党の公明党、みな議席を伸ばすのではないかと考えています。
 政党支持率があれほど低下している国民民主党、社民党、れいわも、勝ちはしなくても、現有勢力はおおむね守れるのではないかと考えます。
 ほんとうに苦しいのは、NHKと裁判してる党と、自由民主党だけではないかと現状を見ています。



▼ぼくが「青山繁晴チャンネル☆ぼくらの国会」の動画で述べてきたように、菅政権のままでは、共産党を中心にした政権ができる情勢だったとみて間違いないです。
 それぐらい、自由民主党をめぐる選挙情勢は悪いです。
 菅総理の身を引く決断のおかげで、総裁選が盛り上がり、主権者・国民の政治への関心も強くなりました。
 そのために政権交代だけは避けられるでしょう。

 しかし同時に、あれだけ総裁選で盛り上がりながら、この体たらくはどうしたことでしょう。
 また直近の政党支持率でも、どの調査を見ても、非公開の内部調査でも、自由民主党が圧倒的な支持を得ていて、立憲民主党は大きく支持を喪っています。
 立憲民主党以外の他党も、政党支持率でいえば多くの政党が低迷しています。

 政党の支持は、自由民主党がひとり勝ち、総選挙の見通しは、自由民主党がひとり負け。
 なぜ、こうなるのか。
 自由民主党が、改革への意志を疑われていることが、いちばん大きいと考えます。
 共産党が、野党統一候補を作り出したことは巨大な影響があります。
 しかしまずは、自由民主党が責任ある政党として自らの足元を見つめるべきです。

▼総選挙はまだ始まったばかりです。
 天皇陛下のご存在を護るためにも、超がつく大規模の経済対策を打ち出すためにも、武漢熱の第6波に備え、インド変異株の再変異から国民を護るためにも、自由民主党の政権基盤が必要だと冷静に考えていますから、きょう10月21日木曜も、力を尽くして応援する以外にありませぬ。
 すこしでも情況を変えねばなりません。
 自由民主党を内部から変えるためにも、変えて意味があるだけの勢力を確保しないとなりません。

 現状のままで10月31日の投開票日を迎えると、護る会 ( 日本の尊厳と国益を護る会 ) も、創建以来初めての退潮が、避けられません。

▼きのう10月20日水曜に、千葉県の松戸駅前で、渡辺博道候補 ( 護る会メンバー ) の応援演説を致したとき、参議院・千葉選挙区選出の国際政治学者、猪口邦子参議院議員 ( 護る会メンバー ) も、熱意のこもった演説をなさいました。
 猪口さんは、来年夏が選挙です。
 来年7月とみられる参議院議員選挙まで、あと9か月しかありません。
 渡辺博道候補と猪口邦子参議院議員のおふたりを見ながら、この選挙で渡辺候補が勝ち、来年には、猪口さんも必ず当選してほしいと,こゝろから思いました。
 
 今回の総選挙の自由民主党の大苦戦と、護る会候補の敢闘を、現場で見ていて、ぼく自身が望んだ「1期だけで国会を去り、作家に専念すること」を断念し、来年夏の2期目の選挙に臨むほかないと決断したことを、あらためてやむを得ない判断だったと、みずからを謙虚に顧みて、考えました。
 同時に、こうやって選挙の現場を回っていますと、国会議員の得る票というのは、実際には地方議員のみなさんが積み重ねる票であったり、地元の商業団体、経済団体、そして医師会や郵便局、農協といった団体の票が重ねられて、成り立っているということを、あらためて実感します。

 政治記者の時代はもちろん、そのまえの経済記者、さらには地方支局の事件記者だった頃から、その実態は、ディープな取材によって知り尽くしているはずです。
 しかし、おととい、昨日の現場で胸に突き刺さってくる実感とは、比べものになりません。
 ぼくには、上記のいずれの票も、皆無です。

 団体の支持はすべてお断りしていることは、これまでにも述べてきました。
 ほんとうはさらに、地方議員の糾合も一切していません。地方議員のみなさんの地道な貢献、活動は、強く支持しています。しかし自分の選挙のために集まってもらうことは、まったくしていません。

 つまり、ぼくの来年夏は、どこに流れていくか分からない雲をつかもうとするのと同じです。
 固定票はゼロです。どこまで行ってもゼロです。
 これをオールドメディアは、浮動票と言っています。浮動とはなんと失礼なことでしょうか。ほんとうは、自らの信念だけに依って投票なさる、不動の志の票です。
 そのなかでぼくに確実に投票なさるのは、おそらく9万以下でしょう。8万から9万人が実態だと考えています。
 8万人でも、9万人でも、ひとりひとりを考えれば、なんと凄いことでしょうか。
 たとえば8万人、9万人が、ひとりの演説を聴いている様子を頭に描いてみれば、どんなに凄いことか分かります。
 深い感謝と、主権者・有権者への畏敬を感じます。

 そして、参議院議員選挙の全国比例で仮に8万票から9万票であれば、落選です。
 勝手に「2期目もやらざるを得ません。やります」と言っているのはいいけれど、落選が十二分にあり得ます。
 このエントリーのタイトルは、自由民主党のひとり負け、ですね。
 ぼく自身のひとり負け、護る会代表のひとり負け、それもあり得るというタイトルなのです、ほんとうは。

▼静かに現実を見つめている夜です。
 今日の応援遊説は、関西に飛びます。
 行動派の谷川とむ候補 ( 護る会メンバー ) と、誠実な小林茂樹候補の応援に集中します。


▼21日(木)
14:30 谷川とむ候補・街頭演説@JR熊取町駅

17:00 小林茂樹候補・街頭演説@近鉄・生駒駅
18:00 小林茂樹候補・街頭演説@近鉄・大和西大寺駅
19:00 小林茂樹候補・個人演説会@学園前ホール

▼22日(金)
12:10 原田義昭候補・街頭演説@イオン大野城横商店街
13:00 原田義昭候補・街頭演説@イオン大野城
14:00 原田義昭候補・街頭演説@西鉄太宰府駅
15:00 原田義昭候補・街頭演説@筑紫野ゆめタウン
15:40 原田義昭候補・街頭演説@筑紫野イオン
16:30 原田義昭候補・街頭演説@春日フォレスト
17:30 原田義昭候補・街頭演説@サニー那珂川店前




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