公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

ドルとペトロの戦い

2019-03-13 18:34:33 | カウンター・グレートリセット
一見なんでもない資産凍結の記事のように見える。いつものロシア制裁か?いやEvrofinanceといえばマドゥーロの発行した暗号通貨の取り扱いが昨年記事になったことがある。頓挫しているかのようにメディアから伝えられるEvrofinanceの資産を凍結するということは暗号通貨ペトロが生きていて、米国が本気でこれを潰しに来るということ。ドル決済とロシアの資源戦略と鋭利に対立することから、火を噴く可能性がある。つまりペトロはマネロンか石油闇取引の手段であって、ベネズエラの国民生活に暗号通貨は関係ない。


米財務省が、経済制裁を行う南米ベネズエラの仮想通貨ペトロに資金調達支援を行なったとして、モスクワの銀行を「経済制裁対象」に加えると発表した。投資家からのベネズエラ政府口座への資金受け入れを担っていたという。

《米財務省、ベネズエラ支援のロシア銀に制裁
2019年3月12日 6:22

【リオデジャネイロ=外山尚之】米財務省は11日、ベネズエラ国営石油会社PDVSAを支援しているとして、ロシアの民間銀行エブロフィナンス・モスナルバンクに経済制裁を発動したと発表した。ロシアのプーチン大統領がベネズエラのマドゥロ政権を支える中、米トランプ政権はマドゥロ政権を支援する海外の金融機関を制裁対象に加えると予告していた。》


昨年の記事
《米国の制裁に対抗して「Petro」を発行

ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、「Petro」を支えるため2670億ドル相当の53億バレルの原油を割り当てる文書に署名した。

同大統領は2017年12月初めに、「Petro」創設を発表していた。同大統領はその際、「Petro」発行は、米国のトランプ政権による金融封鎖への対抗措置と強調していた。トランプ政権は、左翼政権のマドゥロ大統領を独裁者と指定して、経済制裁を段階的に強化してきた。

マドゥロ大統領は今回、「Petro」を支援するため、オリノコ重質油帯のアヤクーチョ油田1を引き当てることを約束した。同大統領はさらに、国内のダイヤモンド鉱床とともにアルコ・ミネロ金鉱も割り当てる。》



ダイヤモンドはもう永遠ではない。



《デビアスは、より明確な違いを出すために、高品質の合成ダイヤモンドを1カラット800ドルで販売し、業界に新たな旋風を巻き起こしている。》
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