公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

Atom化した先進社会を突破するには社会システムの部外者が必要

2018-11-16 06:48:47 | 日記
《Studies consistently find that people in developed societies tend to be pessimistic about their country and the world but optimistic about their own lives. They expect to earn more and to stay married longer than they generally do. The Eurobarometer survey finds that Europeans are almost twice as likely to expect their own economic prospects to get better in the coming year as to get worse, while at the same time being more likely to expect their countries’ prospects to get worse than to improve. The psychologist Martin Seligman of the University of Pennsylvania suggests a reason for this: We think we are in control of our own fortunes but not those of the wider society.》
WSJ




この記事に見るように、国の未来を悲観的に考える基礎は先進社会ほど金利以上に社会の富が増えなければならないという事情がある。最貧国であれば、金利以上に有利なビジネスを探すのは容易だが、先進国は相当に変革を伴っているビジネスを考案しなければならない。しかし自分の個人の未来をより幸福なものと考え満足している矛盾に気づかないのは市民生活が国富の増加機会と遊離してAtom化しているからだ。そもそも一般市民は国富増大など考えない。それはもう目に見える豊かさは飽和していると感じるからだ。先進国が国富増大を維持するには戦略と未来予想が絶対必要なので、官吏に任せていてはいけない。精鋭部隊が組織されなければならない。社会システムの部外者が必要。
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