公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

本田宗一郎bot より

2022-05-16 17:32:00 | あほの押し売り
僕はうちの重役に言っているんです。お前らの気に入らない人も採用しろってね。でないと、うちの役員より優秀な人が我が社には入れなくなるからね。

すぐれたジョークは、すぐれたアイデアに通じる。
シェリングの真実は逆さまでも真実というジョークはカール・マルクスの唯物論を輩出した。人類最悪のアイディア。

勇気というのは強いからとか、勇ましいから勇気があるというのではない。たとえ、自分にとってどんなに不利な結果になろうとも、自分が真実であり、妥当であると考えたことを認め、それに賛成することこそが勇気である。
マン島レース参加
必死のときに発揮される力というものは、人間の可能性を予想外に拡大するものである。

我々は、最初から苦しむ方向をとったから、あとは楽になった。真似をして楽をしたものは、その後に苦しむことになる。研究者として大事なところはそこだろうと、私は今でも考えている。
CVCCは名作エンジン
悲しみも、喜びも、感動も、落胆も、つねに素直に味わうことが大事だ。
スピードを世間から批判された。
俺が好きなことばかりやってこれたのも、会社でも家庭でもいいパートナーがいたからなんだ。

「若さ」を自覚してこそ、初めて苦しみに耐え抜く勇気も、明日への活力も湧いてくる。だから私は若い人たちにまず「若さ」の価値を知るべきだと声を大にしていいたい。
若さの価値は自分たちにはまだ次があることを知ること

老いの価値は若さに託せることを知ること

その間の人々はいつも笑って文句を言わないこと
かけがえのない「若さ」も、それを自覚していなければ、「豚に真珠」「猫に小判」で、あってなきに等しい。


人間なんてそんなに変わらない。人事なんて一挙に若返ればいいんです。

文藝春秋5月号 東芝とソニーを比較した大西康之さんの「ソニーと東芝の分かれ目」はおもしろい。
新しいことをやれば、必ず、しくじる。腹が立つ。だから、寝る時間、食う時間を削って、何度も何度もやる。

そうだよなあ。
学歴や就活の為の努力の100倍努力が必要だ。30倍程度の努力が出来ればまだしも、受験で使い切って半分も努力できない人間ばかり就職してきたからホンダはおかしくなった。


人間にとって大事なことは、学歴とかそんなものではない。他人から愛され、協力してもらえるような徳を積むことではないだろうか。そして、そういう人間を育てようとする精神なのではないだろうか。

徳を積むとは
利他の行為を自らの利益と感じて自然に行えるようになる事。

競争社会で普通にできることではない。


実を言うと、社長をやっていた時は金儲けが財産だと思っていたけど、結局、友達こそ本当の財産だなあ。
仕事ばっかりしている自分は反省。

苦しい時もある。夜眠れぬこともあるだろう。どうしても壁がつき破れなくて、俺はダメな人間だと劣等感にさいなまれるかもしれない。私自身、その繰り返しだった。
F1に挑戦する四輪を作っていたとき、何せ初めて四輪に挑戦だから、エンジンがなぜ焼き付くのかわからなかったそうで、遠心力でオイルが偏って起こることに気づくまで時間を要したそうだ。でも優勝した。

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