公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

絵を飾るということ

2022-05-07 20:42:32 | あほの押し売り

日本人には絵を飾る習慣がない。もちろん飾っている人もいる。さまざまな理由があって飾っていることだろう。

そこがちょっと気になっている。

その原因が

文化なのか、歴史なのか、環境なのか、階層なのか。結論としてわからない。それゆえ以下は、あほの押し売りです。

まず第一に、日本人にとって絵は外のものである。

日本間には額縁画は似合わない。マンションならば玄関ぐらいには飾れるかもしれないが、リビングに置くのは例外的習慣だろう。

なぜ玄関ならば飾れるのかといえば、玄関は常に、日本住宅の外だったからだろうと思う。

玄関だけ洋間で椅子という折衷設計の時代からある。

つまり日本の住宅文化のど真ん中ではない。

第二に居心地という問題がある。リビングに置いて馴染むより違和感を発する絵の方が多い。具象的なほど違和感がある。

日本の住宅文化の居心地とは?60年代米軍ハウスが日本の住宅文化に流れ込んだ時、定着しなかった大きな理由は土足だ。

日本人は土足生活に嫌悪を感じる。仮に靴生活を取り入れていたとしても、どこかで靴を履き替えることだろう。

額縁画にはどこか土足感がある。

第三に壁の強度という物理的問題。

 

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