公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

財政破綻論者はこれを読んだ方がいい

2019-05-30 11:15:11 | 経済指標(物流と金融)
リスクというなら何%?ここ読み


財政破綻論が、降水確率0%で「外出を控えろ」と言う理由
5/30(木) 6:01配信
筆者は高橋洋一

《一方で、財務省はこうした「財政破綻本」は増税の根拠にできるので、放置している。むしろ、財政破綻論を書きたい著者には財政資料をレクチャーするなどして後押しすることもある。

 『絶対に受けたい授業「国家財政破綻」』(2010年6月)は興味深い本だ。財政破綻論が書かれている。

 その本の筆者は、私にも見解を求めてきて、まず財政は破綻しないという私の意見も掲載されている希有な本だ。

● 破綻のリスク試算 「5年以内では確率1%未満」

 筆者が日本財政はまず破綻しない、と言ってきたのには理由がある。

 各国国債の信用度は、それらの関わる「保険料」(CDSレート、債券などの債務不履行のリスクを対象にした金融派生商品の取引レート)から算出される。

 危ない国債に対する「保険料」は高くなるはずだからだ。

 しかも、この「保険料」がもっともらしいのは、それがネット債務比率対GDPと、かなり(逆)相関の関係を持つことだ(下図)。

 これは、ファイナンス理論と整合的な結果である。

 これをもとに考えれば、筆者の試算では、今後5年間以内における日本の財政破綻の確率は1%未満だ。》
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