高市早苗とともに非難決議実現に努力した浪人長尾たかしから以下のようなメルマガが届いた。こういう良心的政治家が落選すると何もできないという日本の政治システムは何かおかしい。
この選挙互助は単なる政治稼業ではなく、政治資金に隠れて資産を無課税で継承する家業でありかつ、その原資を国民の負担によりかかりながら維持し続ける賎業であって、日本国憲法 第14条が禁止している貴族層を誕生させ永遠に維持する武器であることを忘れてはいけない。
世襲を可能にする経済基盤の無課税承継が憲法14条「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。」法の下の平等違反だからです。
明治維新は一般的に日本の近代化と民主化の契機として認識するように教育されているが、実際はイギリスを手本にした「特権階級」主導による「国家主権」であり、現在の選挙システムが「世襲議員」に有利に働くため、明治時代の普通選挙よりも酷い状況にあると苫米地英人博士が指摘。 pic.twitter.com/PXZsntUNPV
— あいひん (@BABYLONBU5TER) August 31, 2024
つまり政治家を目指す資格は、無職でも当面数年の生活に困らず、旗揚げすれば支援者が自動的に組織化される地盤環境にある人々(既得権益インサイダー)だけ開かれているということ。それがない長尾氏が目指せば、せいぜいたこ焼き屋を自営しながら路上にて声を上げるだけの惨めな存在となる。二代三代四代目の世襲であれば落選者に地元サポートがついて再起までの間。名誉的仕事があるだろうが、血縁(養子縁組を含む)背景がない政治家には落選保険がない。
一部引用
「私の今の立ち位置においては、政界に戻る、つまりは参議院議員として国会に戻ると言う選択肢以外存在しません。 これまで私は皆様からいろいろなお声を頂戴していながら、この方向性について明言することがありませんでした。 皆様からの温かい言葉をしっかりと受け止めこれを実現するためにいろいろな調整を行ってきました。 しかし、まだその環境が整わない現実があります。」
参院選も準備不足で難しいという考えだ。15万から20万票といえば、ちょっと人気出始めのユーチューバーの登録者数ぐらいだが、政治家にはそれが難しいというのだ。全国の人が知るような仕事をしても、その選挙区に知名度がなければ意味がない。ここにメディアと国民の情報取得習慣の問題がある。TVチャンネルは限られどこを見ても同じことを言っている。岸田内閣の不支持率が減ったとかそういうことばかり。ワイドショーはいまだに流れている。
「わが国が大変な危機にある中でこうして在野で活動することに焦りを感じます。 そして選挙直前にした今、我が身の周辺を見渡し、焦りを感じます。
それでも、皆さんからのご期待に沿うべく、順序を踏まえ、必ず乗り越えていく覚悟です。」
良心がこれを書かせているのでしょう。