渋谷陽一が「まるで洋楽のようだった」と語る宇多田ヒカルのデビューは本当に衝撃だった。その彼女も引退(?)。子供のように歳は離れているが、声を聞いたときからファンになった。藤圭子の娘と聞いてぶったまげた。
彼女の詩の質、歌のレベル、アレンジの達成度いずれも誰も到達していなかった革命だった。そして結果も。渋谷陽一と言えばわれわれの世代の洋楽輸入のオピニオンリーダーだった。その彼をして洋楽と言わしめるとは、もはや洋楽と言うジャンルは消滅したということかもしれない。
しかし相変わらず日本の歌謡には奇妙な化け物が奇妙なやり方で流行しているジャンル(@@ニーズ、@@ピラダンサー、ナンバーズ)がある。おじさんはもう何年もポップスを聞いているが、日本地場のポップスは80年代で楽曲からハートに迫る挑戦を止めてしまった。先輩のまねをすることは悪い事ではない、だが何も付け足していない包み紙を換えただけのポップスはいらない。Lady GaGaもMadonnaのまねではあるが独自に仕上げアートにしている。のGaGaは必見。もともと裕福なお嬢さんがクラブで踊る処からはじめるなんて意識しすぎだけど。才能溢れている。
ボサノバと同い年のおじさんとしては、実にさびしいかぎりである。
30年ほど前、小沢昭一がラジオで「俺達おじさんには今歌う歌が無い」と嘆いていたが、自分もそんな年齢となった。ボサノバの場合は若い世代がふるい曲を何度も歌うが、日本の歌謡は三波春夫でも美空ひばりでも後継者はいない。つねに新しいものが古いものを洗い流していく。
彼女の詩の質、歌のレベル、アレンジの達成度いずれも誰も到達していなかった革命だった。そして結果も。渋谷陽一と言えばわれわれの世代の洋楽輸入のオピニオンリーダーだった。その彼をして洋楽と言わしめるとは、もはや洋楽と言うジャンルは消滅したということかもしれない。
しかし相変わらず日本の歌謡には奇妙な化け物が奇妙なやり方で流行しているジャンル(@@ニーズ、@@ピラダンサー、ナンバーズ)がある。おじさんはもう何年もポップスを聞いているが、日本地場のポップスは80年代で楽曲からハートに迫る挑戦を止めてしまった。先輩のまねをすることは悪い事ではない、だが何も付け足していない包み紙を換えただけのポップスはいらない。Lady GaGaもMadonnaのまねではあるが独自に仕上げアートにしている。のGaGaは必見。もともと裕福なお嬢さんがクラブで踊る処からはじめるなんて意識しすぎだけど。才能溢れている。
ボサノバと同い年のおじさんとしては、実にさびしいかぎりである。
30年ほど前、小沢昭一がラジオで「俺達おじさんには今歌う歌が無い」と嘆いていたが、自分もそんな年齢となった。ボサノバの場合は若い世代がふるい曲を何度も歌うが、日本の歌謡は三波春夫でも美空ひばりでも後継者はいない。つねに新しいものが古いものを洗い流していく。
米経済誌フォーブスは、新アルバムのリリース、ツアー、関連グッズ販売などによるガガの所得はミュージシャンの中でトップになる見通しだと伝えた。
ガガは今年上半期に41の公演を予定しており、1公演当たり推定80万ドル、総額3300万ドルを手にする。
6月には新アルバム「ボーン・ディス・ウェイ」をリリース予定。過去の実績から推定すると、これで1000万~1500万ドルの収入が見込め、ソングライターとしての活動ではラジオ局からさらに1000万~1500万ドルのロイヤリティ収入が見込める。
新アルバムのリリースで今年下半期にはさらに大型のツアーも予想され、1日当たり100万ドル、総額4500万ドルを稼ぐ計算。
多彩な商品の宣伝にも活躍中で、ポラロイドのビデオサングラス、バージン・モバイルの携帯電話、「ビーツ・バイ・ドレー」ブランドのヘッドフォンといったコラボ商品から500万~1000万ドルが入る見通し。
フォーブスはこうした収入を合計して、ガガの今年の年間所得は1億~1億3000万ドルになると推計した。