公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

作戦は多い方がいい

2013-03-21 21:36:04 | マキャヴェッリ
作戦は多い方がいい。これは前にも述べたとおり、営業の機会を延長するということにつながる。戦争においては逃げられては勝つことができない。三十六計逃げるに如かず、はほんとうに有効な戦略で、攻める側からすると機会失うことは自分たちの強みを発揮できない苦しい戦いになる。

営業の機会を延長するためには作戦を複数用意するのがいい。戦いならば、いかにもやり込めそうな弱点を晒しておいて相手を誘い込む。その後に次々と攻めを繰り返す。これはナポレオンもよく使った手法である。買うことさえも考えていない相手に買わせるには商品の魅力だけでは不十分であって、まず相手に逃げられないように話法を考えなければならない。人間は視覚の動物だから視覚刺激を奪うというのもいい。コンパニオンはそのような役割をしている。機会を得るためになんでも使う、地を這ってでも機会を得ようとした先人の決意を思い出そう。

しかし肝心の商品説明が退屈で興味を誘わない内容ではお互いの貴重な時間資源は重なり合わない。それ故に作戦は多い方がいい。
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