公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

連動する世界 ロシアが優位に立つ軍事 2

2018-04-20 16:19:51 | ロシア
追補2020/07/18

「Nord Stream 2」とは何か

この4年間、ドイツとロシアが渾身の力を込めて進めてきた海底パイプライン・プロジェクト「Nord Stream 2」。この建設をめぐって、米独の対立がエスカレートしている。

同プロジェクトは、アメリカによる制裁ですでに去年から大幅に滞っていたが、今年6月の初め、米上院議会に、さらに厳しい制裁のための新法案が提出されたという。


追補2018.4.20
やっと気づいて米国も着手

『米、極超音速ミサイル開発へ ロッキードと10億ドル契約
07:59AFPBB News


米ワシントンにある国防総省の建物(2011年12月26日撮影)。(c)AFP PHOTO / STAFF

(AFPBB News)

【AFP=時事】米国防総省は18日、防衛・航空大手ロッキード・マーチンが今後、空軍との約10億ドル(約1070億円)の契約に基づき、戦闘機から発射できる極超音速ミサイルを設計・開発すると発表した。

 極超音速ミサイルは音速の何倍もの速度で飛翔し、ミサイル防衛システムをかいくぐることができる。同省高官らはこれまで、中国とロシアによる極超音速兵器開発が急速に進んでいると繰り返し警告してきた。

 同省は18日夜の声明で、ロッキード・マーチンは今後、最大9億2800万ドル(約998億円)を受け取り、新型の非核ミサイルを製造すると発表。この新兵器を「極超音速通常攻撃兵器」と称している。

 マイク・グリフィン国防次官(研究・技術担当)は19日、中国は既に、数千キロ離れた地点を攻撃できる「かなり成熟した」極超音速ミサイルシステムを構築していると指摘。「現在の防衛システムでは、これらが向かって来ても検知できない」と警告した。

 極超音速兵器は飛行中に進路を変えられるように設計されており、従来のミサイルのように予測可能な円弧状の軌道を描かないために追跡や迎撃が非常に困難で、通常のミサイル防衛システムを突破する能力がある。

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は2月、欧米諸国の防衛システムの影響を受けない新型の極超音速ミサイル(キンジャール)を開発したと発表している。【翻訳編集】AFPBB News』


*キンジャールはイスカンデル短距離弾道ミサイルをベースに開発された準中距離の射程を持つただの空中発射弾道ミサイルとみて(極超音速ミサイルと呼ぶのは)プロパガンダと叫んでいる軍事オタクがいるが、弾道ミサイルと同じものであると考えるのは無理がある。事実同じもの?マッハ5以上空中発射ミサイルを日本が開発しているのはどう説明するのか?この新兵器のメリットは速度プラス近距離というファクターから反撃準備のタイムマージンを失わせることにある。MDに見つかることは前提なのだ。仮に500Kmから発射されれば、マッハ10なら毎秒3.5Km進むので142~150秒の間で標的に到達する。反撃もまたミサイルであるから500Kmで発見と同時に破壊を決定し同じ速度で発射できたとしても、迎撃250㎞までに1.25分しかない。2分発見と判断が遅れると、残りはたった30秒。自動追尾ロックオン済みであっても30秒で射出はできない。時間差で二発目が300km地点から発射されていたらどうなるだろう。

イラン核開発合意継続を支持するメルケルとマクロン
French President Emmanuel Macron and German Chancellor Angela Merkel, arriving back to back, will bring a unified message: Save the deal.
本当の目的は、イランの核武装放棄という建前の維持による核戦争防止戦争という新しい戦争合意の準備にある。
役者のキャスティングに注文をつけるのは、スポンサーの意向というのが相場に決まっている。

賢明な人には理解できる「人類を善意の道で舗装して地獄に送ろうとする奴ら」の計画。

According to a statement, issued after the talks between Russian President Vladimir Putin and German Chancellor Angela Merkel, both countries have agreed to resume a political process on Syria, including the discussion within the Geneva and Astana platforms.

先の投稿で『これから先はロシア語堪能なメルケルとドイツ語堪能なプーチンの関係が重要。資産凍結とロシア国債の売り浴びせ、ドイツがどう動くかどうか。』と書いたが、客観的検証のプロセスを突いてきたプーチン。メルケルは同意せざるを得ない。



The latest airstrike by the US, the UK and France on Syria is an act of aggression and the violation of the international law, Vladimir Putin said during talks with Angela Merkel.

"The Russian President once again stressed that the actions of a group of Western countries that committed an act of aggression against the Syrian Arab Republic grossly violated the norms of international law, including the UN Charter, and caused significant damage to the process of peaceful settlement of the Syrian crisis," the statement reads.

The press service added that Putin and Merkel had emphasized the importance of conducting a thorough and unbiased investigation by the Organisation for the Prohibition of Chemical Weapons (OPCW) mission in Syria.

"Both sides expressed readiness to facilitate the resumption of political and diplomatic efforts on the Syrian dossier, including in the Geneva and Astana format, and to continue bilateral contacts on this matter," the press release read.

Following the talks, Russian Foreign Minister Sergei Lavrov said that Russia would continue striving for Syria's territorial integrity and sovereignty.


Last Saturday, the United States, France, and the United Kingdom launched strikes on a number of targets in Syria in response to an alleged chemical attack in the Damascus suburb of Douma.

According to the Russian Defense Ministry, the three countries fired over 100 cruise and air-to-surface missiles, most of which were shot down by Syrian air defenses.

The attack came the same day that the Organization for the Prohibition of Chemical Weapons (OPCW) mission was set to start the probe into the alleged chemical weapons attack in Douma, which the West had immediately blamed on Damascus.

Following the accusations, the Syrian government has strongly denied being behind the alleged attack and stated that the missile strike was "brutal aggression."





WASHINGTON (Sputnik) - Russia has expanded its capabilities of launching strategic missile systems from unprecedented distances, Northern Command and North American Aerospace Defense Command (NORAD) chief Gen. Lori Robinson told Congress.

"Russia continues to modernize its delivery systems capable of launching from distances not previously seen," Robinson told a hearing of the US House of Representatives Armed Services Subcommittee on Strategic Forces on Tuesday.


Undersecretary of Defense for Policy John Rood told US policymakers at the same hearing that they take very seriously the capability of Russia and China's hypersonic weapons research and development.

"We are very seriously concerned about the rate of development we see [in hypersonics] in China and also in Russia," he said.

Also on Tuesday, US Strategic Command (STRATCOM) chief Gen. John Hyten told the Senate Armed Services Committee that there was nothing in the US arsenal that could stop Russia's new hypersonic weapons.

However, Robinson said that North Korea today posed the most immediate threat to the United States.

"North Korea remains the most immediate threat to our homeland," Robinson told a hearing of the US House of Representatives Armed Services Subcommittee on Strategic Forces on Tuesday.

Robinson added she remained confident that the already-deployed force of US Ground-Based Mid-course Interceptors mainly deployed at Fort Greely, in the US state of Alaska was sufficient to defend the United States against any long-range missile threat from North Korea.

"I'm confident the mid-course [interceptors] can defeat that threat today," she added.

地上のどのような国家も資源争奪のファシズムを逃れることはできない。左翼が言うようなファシズム運動ではなく、国際環境として資源を確保できる戦略的橋頭堡を確保しようと動き出していることが連鎖して国力を上から統合せざる得なくなっている。その先頭で最もファシズムを完成させたのが中国である。

北京コンセンサスで有名なステファン・ハルパー*が述べたが、
「現代の戦争を制するのは最高の兵器ではなく、最高のストーリーだ。」
北京は反日という最高のストーリーをもって国民統制いる。もっと普遍的な悪と危機が無ければ、中華が出来るわけだ。普遍的ストーリーが資源争奪であれば、誰かが始めてしまった時に全世界が当事者になる。

最高のストーリーは立場によって意味が変わるのでは意味がないが、一般的大衆はそこまで吟味する力がなかった。今もメディアのフィルターを通した映像でストーリーを知るだけだ。世界の前提を受け入れるそれがストーリー。

究極のストーリーと兵器の両方を備えた国はバチカンしか無いと私は思うし、そう考えている人々もいるはずだ。神の国のための戦いは、ブッシュ大統領の時代に十字軍という言葉を使って顔を出したが、今は後ろに控えている。


*ニクソン、フォード、レーガン、ブッシュ(父)政権期に国務省で外交・安保担当官を務める。ケンブリッジ大学国際関係学、モードリン・カレッジ(ケンブリッジ)、ニクソンセンター(ワシントンDC)などのシニア・リサーチ・フェロー
『北京コンセンサス 中国流が世界を動かす?』中国モデル=権威主義的市場経済モデルが、アフリカ、中東、ラテンアメリカなどの新興国を席巻しつつある。

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