公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

新興企業向け市場

2010-10-10 21:11:59 | 俳句など
「ネオ」「ヘラクレス」ばかりでなく「マザーズ」その他日本の新興企業市場は東証二部市場のような歴史をたどっている。昔賑やかだった商店街はいまやシャッター街。その賑やかだった時期も大変短かった。なぜそうなったか。言うまでもなくバブル投機に利用され粉飾企業の排除ができずに公正な価格を形成する市場機能さえもが疑われてしまった。時価総額が激減した。打ち出の小槌のようにもてはやされたIPOは台頭する新興企業の頭を打ち潰すハンマーに変わった。


大阪証券取引所の新興企業向け市場、新「ジャスダック」が12日に発足する。大証は4月、「ジャスダック」「ネオ」の2市場を運営してきたジャスダック証券取引所を吸収合併。今回、両市場を大証の「ヘラクレス」と統合する。スタート時の上場企業数は1005社(9月末時点は1002社)で、アジア最大級の規模となる。

 ただ、新ジャスダックの真価が問われるのはこれからだ。マーケットの実力の目安となる売買代金は、統合される3市場の合計で年間4兆1417億円(2009年)と、韓国の新興市場コスダックを1けた下回る額。低迷する取引をどう活性化していくかが、最大の課題となる。 

[時事通信社]



中国の成長の中身:今年1-9月の経済成長率7.7%のうちの95%、国内総生産(GDP)の45%を占めるのは、インフラ投資。70年代日本よりもはるかに土建型の産業構造。こういう成長には必ず終わりがやってくる。まるで日本の戦後の歴史を早送りしているように見える。次は通貨高、超低金利、バブルを同時に起こす。そして今まで価値のあった高層マンションなどの投資品が瞬時に消滅し崩壊する。そしてさらなるインフラ投資へと向かいながら消費品物価は上昇、収入が激減、国民疲弊してゆく。
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