北海道では修理できない。蒸気機関車は、本州で修理。鉄路の存続も怪しくなってきた釧網線。
かつてはこんなに路線計画があった
情け無いやら寂しいやら。釧路機関区の横に暮らしていたから、子供の目に映った最初の社会は鉄道員達の働く世界だった。
国鉄時代のインフラの維持のためには私企業の無限成長を前提とする無理がある。だから国は基金を置いてあり得ない金利を維持した。それでも維持できない。もはや国有化しかない。はたしてアイディアはそれだけなのか?
私は自衛隊に本格的なインフラ工兵隊を陸海空に次ぐ第四軍として常設し、事業主体化したら良いと思う。日本の土建の余剰生産力を稼働させ、交通網の技術を国有化してインフラの継続性を担保するという発想は、単なる国有化ではない。陸自の施設課の拡張でもない。上下分離でもない。部隊自体が公共事業の主体でもあるため、民間と人事交流を初めから前提とする。北海道開発局とJR北海道はそのモデルとしてちょうどいい合併規模である。イメージしていただきたいのは戦前の満州鉄道である。
それから北海道にはもう一度屯田兵を送ります。全て国家公務員の出向です。キャリアに率先して行っていただきます。