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ロシアのプーチン大統領は日曜日、欧米の経済制裁に対応してロシアの核戦力を厳戒態勢に置くと発表し、ロシアのウクライナ侵攻をめぐるロシアと欧米の緊張がエスカレートしていることを明らかにした。
AP通信によると、プーチンは日曜日に軍幹部と話し、ロシアの核戦力を「戦闘任務の特別体制」に置くよう命じたという。これが何を意味するのか正確には不明だが、この動きはロシアの核兵器配備の準備態勢を強化することになる。
プーチン大統領は、米国と欧州連合(EU)加盟国がロシアの中央銀行と金融部門に課した経済制裁に対応するための措置だと述べたとAP通信は報じている。NATOの同盟国は土曜日、ロシアを国際的な金融パートナーシップとメッセージングシステムであるSWIFTから排除することに合意した。
2021年5月9日、戦勝記念日の軍事パレードでモスクワ中心部の上空を編隊飛行するロシアのスホーイSu-35S戦闘機、Su-34軍用戦闘機、Su-30SMジェットファイター。(写真:ALEXANDER NEMENOV/AFP via Getty Images)
AP通信によると、「西側諸国は経済領域でわが国に対して非友好的な行動を取っているだけでなく、NATOの主要加盟国のトップがわが国に関して攻撃的な発言をしている」とプーチンはテレビでコメントした。
リンダ・トーマス=グリーンフィールド国連大使は、プーチンの行動は、すでに悪化しているロシアと西側諸国の関係を危うくする緊張のエスカレートだと非難した。
「プーチン大統領は、全く受け入れられない方法でこの戦争をエスカレートさせ続けている」と、トーマス=グリーンフィールドは日曜日にCBSの「フェイス・ザ・ネイション」で語った。「そして、我々は、可能な限り強い方法で彼の行動を非難し続けなければならない。
ホワイトハウスは、Daily Caller News Foundationのコメント要請にすぐには応じなかった。