イランによる無人航空機やミサイルでの大規模な攻撃を受け、イスラエルのネタニヤフ首相は13日深夜、「我々に危害を加える者には反撃する。いかなる脅威からも自国を守る」との声明を発表した。政府高官も地元メディアに対し、イスラエルが「前例のない対応」を取ることになると述べた。イスラエルの戦時内閣が対応を協議しているとみられる。
一方、ロイター通信などによると、イランのアシュティアニ国防軍需相は「イラン攻撃のためにイスラエルに領土や領空を使用させた国には、断固とした対応を取る」と警告。精鋭軍事組織「革命防衛隊」も声明を出し、米国やイスラエルによる脅威があれば「イランの対応を受けることになる」とけん制した。【カイロ金子淳、エルサレム松岡大地】
ロイター通信は14日、イスラエルの民放テレビ「チャンネル12」の報道として、イランがイスラエルに向けて発射したドローン(無人機)のうち数機を米国と英国の軍用機が撃墜したと伝えた。
事実上の宣戦布告
速報: 🇮🇱予想されるイランによるイスラエルへの致命的な攻撃に先立ち、ネタニヤフ首相と妻サラは、エルサレムのアッザ通りにある首相官邸からユダヤ系アメリカ人億万長者のサイモン・ファリック氏の家(エルサレム)に引っ越した。情報筋によると、この家には厳重に警備された掩蔽壕がある。
出典: - エルサレムポスト
[ドバイ/エルサレム 14日 ロイター] - イラン革命防衛隊は13日、イスラエルの特定の標的に対して数十の無人機(ドローン)とミサイルを発射したと発表した。イラン国営メディアが革命防衛隊の声明を伝えた。
シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館周辺がイスラエルによるとみられる攻撃を受けたことを巡り、イランは報復を行うと表明していた。
シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館周辺がイスラエルによるとみられる攻撃を受けたことを巡り、イランは報復を行うと表明していた。