公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

ユニコーンとは企業価値が推定10億ドル超えのベンチャー企業

2015-09-22 18:38:00 | 日記

プレゼン

(1)Thank you very much for joining us today. (本日はお越しいただきありがとうございます)
(2)Today, I am going to talk about the new project. (本日は、新しいプロジェクトについてお話しします)
(3)My presentation will take about 30 minutes. (プレゼンは30分程度です)
(4)Now, let’s get started. (では、始めましょう)
(5)First, let me introduce myself. (まず、自己紹介をさせていただきます)
(6)My name is Ken Toraiz, and I’m in charge of this project. (ケン・トライズと申します。このプロジェクトを担当しています)
(7)Next, I would like to talk about the goals of this project. (次に、このプロジェクトの目的についてお話しします)
(8)Please take a look at this graph. (このグラフをご覧ください)
(9)The problem is that we need more data. (問題は、もっとデータが必要なことです)
(10)That’s all for my presentation. Thank you. (これで発表は終わりです。ありがとうございました)



ユニコーンとは企業価値が推定10億ドル超えのベンチャー企業、金融のおもちゃである。

FRBが握る未上場大型ベンチャー企業の行方
日経
2015/9/22 8:20

『21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発。終値は前週末比125ドル61セント(0.8%)高の1万6510ドル19セントだった。中国や欧州の株式相場の上昇を受けて午前中は買いが優勢となったが、午後に入ると横ばい圏にまで伸び悩む場面もあった。米連邦準備理事会(FRB)が前週に世界経済の先行き不透明感から利上げを見送ったことへの不安が、相場に影を落とし続けている。

 多くの市場関係者が、FRBの利上げ先延ばしの決断に不安を隠せない一方で、ホッと一息ついている人たちもいる。「ユニコーン」関係者だ。

 ユニコーンとは企業価値が推定10億ドル(約1200億円)を超える未上場のベンチャー企業のこと。未上場だと上場企業の時価総額のような分かりやすい目安は存在しないが、ベンチャーキャピタル(VC)などが投資する際に試算する企業価値が物差しになる。未上場で企業価値が10億ドルを超える例は極めて少なかったことから、VC関係者はその存在を伝説の一角獣に例えてユニコーンと呼んできた。

 だが、超低金利の運用難が世界的に長期化するなかで、状況は一変した。VCだけでなく、公的年金基金や企業年金、投資ファンドなどの投資マネーが集まるようになり、未上場のベンチャー企業の価値を押し上げたからだ。米ダウ・ジョーンズ・ベンチャーソースなどの調査によると、ユニコーン企業は現在世界で120社以上と、この1年半で約3倍に拡大。ユニコーンが誕生する周期は「10年に1度」から「週に1度」に縮まり、一部では「バブル」を危惧する声も上がる。そのため、FRBの利上げをきっかけに、対ユニコーンの投資ブームが急速に収縮するのではないかという懸念が広がっている。

 「現在のユニコーンは、机上の存在にすぎない」。著名なベンチャーキャピタリスト、アイリーン・リー氏は、ユニコーンと呼ばれている企業が評価通りの利益を生み出すとは限らないと警告を発する。ベンチャー企業への投資は、投資先の企業が新規株式公開(IPO)したり、買収されたりした時に利益を生む。だが、上場や買収の時に評価価値を下回る額がついたり、上場後も株式を保有し続けて株価が低迷したりすると、投資家は損を被る。最近のユニコーン卒業組の動向をみていると、リー氏の指摘もうなずける。

 上場から約1年経過した中国の電子商取引最大手のアリババ集団も、今年1月に上場したクラウド関連の米ボックスも、21日終値は公開価格を下回り、高値のほぼ半分だ。他社への売却組も状況は厳しく、携帯端末管理技術を手掛ける米グッド・テクノロジーは今月上旬に4億2500万ドルと、評価額の約半額で加携帯企業ブラックベリーに買収された。

 リー氏はさらにひどいシナリオも想定している。IPOや売却を通じた資金回収ができないまま“死に体”となってしまうベンチャー企業の登場だ。VCやベンチャー企業の間では、FRBが利上げ局面に入ると、企業年金や投資ファンドなどの新規参入組は資金回収を急ぐとの見方が強い。今まで潤沢に流入していた投資マネーが急に途絶えたら、財務体制が未熟なベンチャー企業のなかには資金ショートに陥る企業が出てもおかしくない。リー氏は、企業価値10億ドルの未上場企業をユニコーンと呼び始めた名付け親だが、今夏からは「ユニコープス(ユニコーンに死骸を意味する英単語コープスを組み合わせた造語)」という新語を使い始めた。

 「世界景気の低迷と低金利が続く限り、ベンチャー企業への投資ブームは続く」(著名VCのフレッド・ウィルソン氏)。1999年から2000年にかけてFRBが行った利上げが、前回のIT(情報技術)バブルの終えんにつながったと分析する人は多い。ユニコーンの将来は、世界経済とFRBが握っているのかもしれない。



2015.09.22 Tue posted at 11:01 JST
ワシントン(CNN)

ロシアはこのほど、シリア上空に偵察用と思われる無人機を配備した。複数の米当局者が明らかにした。ただ武装しているかどうかは不明で、これまでに飛行させた回数も分かっていない。

ロシアはシリアで着々と軍備を増強しており、米当局者によれば、地上には既に戦闘機25機、ヘリコプター15機、戦車9台、地対空ミサイル3基、兵士少なくとも500人を配備している。

18日にはロシアの軍備増強を巡って米国防総省のカーター長官とロシアのショイグ国防相が協議した。シリアのアサド大統領を支援するロシアに対し、米国は同大統領の退陣を求めている。

米国防総省のデービス報道官は21日、記者団に対して「事態の展開を注視している」と述べ、「アサド政権に対する支援、特に軍事的支援は、非生産的であり、事態の一層の悪化を招く危険がある」と強調した。


アサドのシリアを奇貨として、ロシアは作られた偽国家を暴きだそうとしている。米国の弱みを大統領選挙前に握って、何かを仕掛けるつもりか?キーワードはユニコーンだ。


ユニコーン(一角獣)は、結局のところ幻獣、つまり「まぼろし」である……


『シリコンバレーで起きていることなら何でもありがたがる痛い日本人が多い。やれ「世界を変える!」だとか「ユニコーンだ!」とか、そういうキャッチフレーズに酔ってしまう連中だ。彼らは、ビジネスというものがexecution、つまり地道な積み重ねによって成り立っているということを知らない。

エリザベス・ホルムズ(なんだこの声は中国で手術したのか?)は31歳の女性起業家で、19歳のときにスタンフォード大学を中退して医療機器メーカー、セラノスを設立した。

セラノスは血液検査の会社で、ごく少量の血液を採るだけで色々な疾病の検査が出来るという夢のようなストーリーだ。

同社はドレーパー・フィッシャーやラリー・エリソンなどから数次に渡って資金調達し、一時は未公開株のバリュエーションが90億ドルになった。

ヘンリー・キッシンジャーをはじめ、キラ星のような大物が役員に名前を連ねている。

ところがウォールストリート・ジャーナルの記者が「セラノス社は自社で開発したナノテイナー(極小ガラス管)を使用していないのではないか?」ということをスッパ抜いた。

米国食品医薬品局は「ひとつのテストを除きこのデバイスは承認してない」と発表、セラノスはナノテイナーの使用を断念しなければいけなくなった。

この事件が明るみに出る前から、怪しい兆候は出ていた。一例として医療の分野ではピア・レビュー(査読)と呼ばれる、研究者コミュニティによる相互チェックを行うのが常識だが、セラノスはこれまでずっとビア・レビューを拒否してきた。

もしナノテイナーが使えないのであれば、単なる血液検査の会社はアメリカに幾らでもある。スケールメリットの無いセラノスはクウェスト・ダイアグノスティックスをはじめとする大手に到底勝ち目は無い。

こんなインチキになぜコロッと騙されたか?

それは彼女がスティーブ・ジョブズばりの黒いタートルネックをトレードマークにしていたからだ。

Elizabeth_Holmes_3

それと「TED」などでもっともらしい高揚感のある空虚なプレゼンを繰り返し、みんなを「すごいイノベーションがこれから起こるぞ!」という気持ちにさせたからだ。

このへんはSTAP細胞をめぐるフィーバーを彷彿とさせるものがある。

それにしても、ぐずぐずしてIPOしない企業を「ユニコーンだ!」とか何とか言ってありがたがるクソな風潮に、今のアメリカは毒されている。

インベストメント・バンカー的に言えば、いつまでたってもIPOできない企業は、どこか問題を孕んでいる場合が多い。

ウーバーやエアB&Bも、法務リスクが大きすぎるからIPOできないのであって、年増のOL同様、「勝ち組」はいつの日か「負け犬」に評価が変わる日が来るものだ。』
 

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