本物を皮膚感覚で知る近道は、自己投資するしかない。あるいはそういう職業に就くということ。それにしても丸の内の会社員までノーネクタイというのはどういう良識かと思う。お上が言えばなんでも合わせてきた日本人だが、そろそろ自分の意志で外観を選択できる器量を持つべきでしょう。とりあえずマスクは自分の意志で。
本物の布地を知る機会が無くなり、触覚で本質を知る日本人がいなくなったから。今は30年前の布地コストの三分の一しかかけない。青山や青木のせいでしょう。すぐに形が崩れる菜っ葉の様なスーツ布地を薄っぺらな自前商標のブランド名で供給してるのは伊藤忠商事自身だから自業自得。シャツも同じ。ネクタイはクールビズで出番なし。健康検診に行くかの様なワイシャツノーネクタイのサラリーマンがウロウロしている昼間はオシャレどころではない。手触りのわかる淑女が侍る優雅なナイトライフがあるじゃなし。