公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

まもなく二十年

2015-03-15 21:06:00 | 日記
技術開発から二十年経過しようとしている。日本で発見されたウイルスを遺伝子工学で再構成した遺伝子導入ツール。山中教授のノーベル賞受賞技術i PS細胞誘導遺伝子セットを搭載して臨床での活躍の機会を待っている。

20年前は一般病の遺伝子治療など夢物語に等しかった時代。遺伝子ベクターと言っても誰も理解されなかった時代。ベンチャーという言葉さえ理解されなかった時代。僕らは高い壁に這い上がろうとしていた。でもなかなか時代は味方しなかった。

しかしiPS細胞誘導のおかげで、細胞内に遺伝子介入するのは当たり前になった。二十年という時間が生命をより機械と見るようになった。大変な進歩である。しかも日本人の手によって。

プーチンを探せ


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