公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

上岡龍太郎について

2023-06-03 06:39:00 | 日本人
58歳で芸能界を引退されてから81歳で亡くなるまで隠棲されていた日本人

五野井 実は「日本死ね!!!」で広がった、保育園を落ちた人の(国会前抗議の)現場に行ってみたら、100人もいなかった。でも、ネットメディアでスペクタクルができると、テレビ局も、その100人が国会議事堂を包囲したかのようにきれいに撮影したのです。そういうことができたのは、すごい。 北田 昨夏の安保法制反対デモのときは、「参加者をいかに少なく見せるか」に必死だったメディアもあるのに。 五野井 それが今度は、「いかに多く見せるか」に変わった。それで、話題をあれだけファストトラックで、国会まで一気に持っていけた。


白井 脱原発や立憲主義を守れといった運動とは「生活との距離感が異なる」という話もありましたけれど、重要なのは、この間、特に知識人がコミットしてきたそうした運動と、いかにして繋ぐかだと思う。原発も、立憲主義の破壊も、本来は「生活」から全然遠くない。保育所の不足も、すべて同じ権力がやっていることです。いわば同じサイコロの別の目。なのに、なぜ繋がっていないように見えてしまうのか。  僕は「生業を返せ、地域を返せ! 福島原発訴訟」という訴訟の応援団をやっているのですが、その原告団代表に聞いた話が非常に印象的です。中島孝さんという方ですが、相馬市のスーパーマーケットの店主で、年齢は60歳過ぎぐらい。彼曰く、「構造を見なければダメ」だと。原発事故の前まではただのスーパーのオヤジで、原発問題についてよく考えたこともなかった。それが事故が起きて、寝耳に水のことばかり。電力会社や政府のやり方に「これはおかしいだろう」と憤って訴訟を起こしてから、すべてが繋がっている構造が見えてきた。それで僕も、沖縄の米軍基地問題や福島の原発事故も、全部「永続敗戦レジーム」の問題なんだという内容の講演を福島でしました。同じように、「日本死ね!!!」で盛り上がったあれだけの怒りは、本来は今の権力構造全体に対するプロテストにならざるをえない。というか、この怒りをいかにそこへ持っていくかだと思います。  そもそも、「日本死ね!!!」って表現自体が、ある意味ですごい(笑)。どうすごいかと言うと、安倍さんは「日本を取り戻す」というスローガンで政権をとったわけですよね。「取り戻した日本がこれかよ。そんなんだったら死ねよ」って話で。  同時に、国民国家が現に存在するかぎり、ナショナリズムはある。ナショナリズムとは、近代化し、世俗化した世界における神の代理ですから。「日本死ね!!!」は「神は死ね!!!」なんです。死ねというか、「お前はすでに死んでいる」ということかな。この言葉は、一気に何かを解き放った。「もう何を言ってもいいんだ」と。誰もがこんなに怒っていい、怒りを表現していいのだと解放された感じがします。

TVや新聞を読んでいる人は小泉今日子の言説に共感するのだろうが、一般にはこの記事にあるように 影響力だけがニュースであって、その発言内容ではない。小池百合子も影響力だけを選挙までに遺残させたいからコロナにすっぱり終わりをつけない。この二人のやってること根っこのところのお里がヤクザ任侠である。

記事1

 緊急事態宣言下にもかかわらず、新聞記者と賭けマージャンしていたことを「週刊文春」(文芸春秋)で報じられた辞職した黒川弘務前東京高検検事長(63)だが、かなり軽い「訓告」処分で済まされてしまった。

 しかし、安倍首相は国会で検事総長が諸般事情を考慮したと説明したが、実は首相官邸が実質決定して軽い処分となったことを25日、一部メディアが報じ、波紋を広げている。

 そんな中、女優の小泉今日子(54)が25日、自身が代表をつとめる会社のツイッターを更新。安倍首相に対し、「こんなにたくさんの嘘をついたら、本人の精神だって辛いはずだ。政治家だって人間だもの」とコメント。続けて「#さよなら安倍総理」などとネット上で拡散しているハッシュタグをツイートした。

 その後、小泉と不倫交際中の俳優の豊原功補(54)がツイッターを更新。豊原は「さよなら安倍総理にタグを付ける気はむしろ満タンなのだけど、もうそれどころではないのではと頭をよぎる。何一つ信じられない言葉と姿勢は枚挙に暇がなく、総辞職でも当然。告発もされてる」と苦言を呈した。

「小泉といえば、黒川氏の前ポストの定年延長を内閣が決定できる法案の反対運動の急先鋒として話題になったが、不倫相手の豊原も参戦。今やテレビからお呼びがかからない小泉にとって、演劇の舞台公演が生活の糧。しかし、政府は演劇界を“見殺し”にしようとしており、このままだと舞台公演もできない。なので、このまま反政権を声高に叫び続けるだろう」(芸能記者)

 発言に影響力のある小泉だけに、政権を大いに揺るがしそうだ。
記事2

週刊女性
 歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ(27)や俳優の浅野忠信(46)、井浦新(45)ら、芸能人が次々にツイートしている「# 検察庁法改正案に抗議します」。

「タレントのラサール石井や俳優の古舘寛治といった以前から政治にモノ申していた芸能人に加え、まったく声を上げたことがなかった人が今回は意見を表明している。これはいいことだと思います。芸能人だから政治的発言をするとCMに起用されないとか、色がつくとか、芸能界的都市伝説がありますが、芸能人も納税者ですから、税金執行者である政府に対して意見を言うのは国民として当たり前の権利です」

 とワイドショー芸能デスクは説明するが、ネットユーザーの意見はときに、エキセントリックに対立し激化する。それに嫌気がさし、きゃりーが「ツイ消し」した。本人によれば、その理由は、

《私が投稿を消去させて頂いた理由はファンの人同士で私の意見が割れて、コメント欄で激論が繰り広げられていて悲しくなり消去させて頂きました》

一方、小泉今日子は

メンタルの強さを見せ連投

 前出・ワイドショー芸能デスクが、きゃりーのこの言い分にダメ出しする。

「自分の信念からの発言であれば、ファンの激論がどうであっても曲げる必要はない。ファン同士が意見が割れるのは当然で、最初から一致して自分を応援してくれる、支援してくれる、という甘えが彼女にはあったんです」

 へたれ芸能人がいる一方、「もう一度言っておきます」とメンタルの強さを見せ連投しているのが、女優の小泉今日子(54)だ。アイドルとして1982年にデビューして以来、アイドルの枠を超えたアイコンとして女性ファンも多く、芸能界の陽の当たる道を歩いて来た。

「何度かインタビューしたことがありますが、ほかのアイドルと違って、彼女は自分の言葉で話そうとしていましたね。インタビューで言葉が詰まると、周囲のマネジャーに助け船を求める松本伊代のようなタイプとは違って、しばらく考えてもちゃんと答えるという感じでした」(スポーツ紙OB記者)

 芸能界では長く大手事務所に所属していたが、2018年1月に独立。2015年に立ち上げた個人事務所『株式会社明後日』の代表取締役として、舞台や音楽ライブの製作に取り組んでいる。妻帯者の俳優との交際を公言したこともあったが、逆風には見舞われなかった。

発信することが自分の役目
「テレビドラマやCMで金を稼ぐ世界に固執せず、今回の新型コロナウイルスでも被害を受けている演劇界に軸足を移したことで、彼女は自由な発言権を手に入れた。

 小泉が、自分の発言の影響力をよくわかった瞬間があるんです。もう20年近く前になりますが、朝日新聞のインタビューで、ミヒャエル・エンデの『モモ』という本を勧めたことがあったんです。その直後、書店のベストセラーランキングを急上昇した。本人もびっくりしていましたね。今回の発言も、自分をわかってくれる人には受け入れてもらえる、自分のファンに自分の思いを伝えるのが自分の役目、という思いがあったと思いますよ」(前出・スポーツ紙OB記者)

 アイドルを卒業し、女優としても実績を積み、長い間ファン並びにファンのような存在に支えられてきた小泉に、いまさらファン同士が激論するかどうかなどどうでもいい。彼女と同時代を生きたファンの大半は、今ではすっかりおじさん・おばさんだ。無駄にエネルギーは浪費しない。

 ファン離れを気にするきゃりーぱみゅぱみゅとは、そこが大きな違いなのである。

 政治的であろうがなかろうが、どんなヤバイ発言であろうがなかろうが、一度、発した以上、どんな反響があっても動じない度胸が小泉にはあったということだ。

<取材・文/薮入うらら>




TVばっかり見ていると尻尾が生えてくるという歌があったらしい。この入社式のように作っている側には皆尻尾があり、尻尾が君たちにも生える。尻尾を誇りとする若者が視聴者に尻尾があることを前提としてまた製作する側に入ってくる。

政府には言わないことはあっても政府は嘘をついていないし、黒川検事長も辞任しているから低率の賭けマージャンごときで大きな処分は組織的にはできない。本件は検察内部の人事抗争に安全なところから火を放った朝日新聞こそ本当の悪人だろう。安倍晋三がどちらと関係が深いのかといえば黒川より林だという事実があるんだけど、漁夫の利を得たのは安倍晋三なんだけどなあ。
小池百合子や小泉今日子のように自分の利害を中心に世界を描けばいつも気分がいいだろうし、その利害以外に興味ないのがヤクザ任侠である。ヤクザ任侠やヤンキーには天下国家論は似合わない。
そんな似合わない二人が、そろってこの度改めて影響力の確認をした。小池百合子も小泉今日子も無内容で内容を精査するとTVの醸し出す政府批判の空気と印象だけがその根拠。安倍晋三が嘘つきであるwこの手の伝聞事象はそもそも誹謗中傷、ニュースになるのかニュースにするのか境目がわかりにくいことをいいことにやり放題だ。
やってることは商店街の小さなシマの利害で、天下の通りで絶叫妨害するチンピラヤクザと同じ。

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