テキサス州選出の共和党議員チップ・ロイが、バイデン＝ハリス政権下で進行中の国境危機の規模を分析した白書を発表した。
ジョー・バイデン大統領とカマラ・ハリス副大統領がホワイトハウス入りして以来、数百万人の不法移民がアメリカ国内に放たれ、テロリストと疑われる人々が国境に到達した数は記録的で、毎日平均数百人のアメリカ人がフェンタニル中毒で死亡している、とロイのスタッフがまとめ、Daily Caller News Foundationが独占入手した報告書によるという。 共和党議員は、この危機に対してより恒久的な対策を講じるよう議会に求めている。 (関連記事 パナマはテロ容疑者を捕まえ、アメリカ行きの不法移民を強制送還している)
「私のチームは、ハリス＝バイデン政権がアメリカ国民に対して行った国境侵犯の概要をまとめた。 「危険なフェンタニルから無法な犯罪者まで、既知のテロリストから移民の死と虐待まで、巨額の財政的コストから非市民有権者を含むアメリカ社会の根本的な作り直しまで。
「それは意図的なものであり、被害は広範囲に及ぶ。 すべてのジャーナリスト、政治家、アメリカ人はこの報告書を読み、怒りに震えるべきだ」と議員は続けた。
ワシントンDC-9月12日：2023年9月12日、ワシントンDCの連邦議会議事堂外で、下院自由議員連盟のメンバーと記者会見するチップ・ロイ下院議員（テキサス州選出）。 (写真：Drew Angerer/Getty Images）
バイデン大統領就任以来、850万人以上の不法移民が米墨国境を越え、37州の人口を上回った。2023会計年度にはメキシコとの国境で169人のテロリストが逮捕され、2021会計年度から2023会計年度の間に少なくとも99人の不法移民がテロ監視リストに載って米国に放たれた。
報告書によれば、膨大な数の国境が存在するため、米国の法執行機関の職員は圧倒され、危機に対処する準備が整っていないという。
ロイ事務所によれば、2022年の国境警備隊員の自殺者は14人で、2020年に記録された数のほぼ2倍である。 同時に、移民税関捜査局（ICE）の捜査官が2022会計年度に国外退去させた犯罪外国人は44,096人にとどまり、2020会計年度から62％減少した。
報告書はまた、この危機が日常的なアメリカ人にもたらした個人的な犠牲も盛り込み、不法移民の手によるものとされるジョセリン・ヌンガレイ、レイケン・ライリーらの悲劇的な殺害を取り上げた。
この報告書は、議会内の他の共和党事務所と共有され、議員に対し、不法移民の解放を可能にする抜け穴を塞ぐなどして国境危機の終結に貢献するSecure the Border ActとSAVE Actを成立させ、連邦選挙に参加するのは米国市民だけであることをそれぞれ保証するよう求めている。
「急進的な民主党が近年史上最悪の国境危機を引き起こし、その炎は全米のほとんどすべての州や地域に広がっている」と報告書は結論付けている。 "この危機は、国家への依存の上に築かれた一党支配を作り直し、強固なものにしたいという根本的な願望に根ざしている。"
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