the American people. I have no doubt that we will, together, MAKE AMERICA GREAT AGAIN!
『記事では、韓米ネイルサロン協会の話として、ニューヨーク市のネイルサロンの7~8割が韓国人が所有していることも伝えている。劣悪な労働条件の責任の一端を韓国人が担っていることにもなり、記事では「民族的カーストシステム」と題した章を設けて、従業員の間にも韓国人とそれ以外とで格差があることを指摘している。カーストの順位は「韓国人→中国人→ヒスパニック(スペイン系)→それ以外の非アジア人」なのだという。』NYタイムズ
この記事に日本人の評価が含まれるわけではないが、まあ韓国系にとっては、日本人は宇宙人の様に例外的技能者なんだろうな。
NYタイムズが書くように民族的カーストシステムというのは極端としても、決して冗談で言っているわけではなさそう。米国のエスニック差別というか棲み分けは一種の知恵であるから、なんでも頭からは否定できない。しかし自分の差別には敏感なくせに他民族を熾烈に差別するエスニックは嫌われている。とくに韓国の人々は米国で目立つ。
社会に正義は必要だが、選挙で選んだ大統領は正義の担い手ではない。多数派で代表を決めるのは名目正義と権力の交換であって、正義の実現ではない。実現のために必要な条件を与えるに過ぎない。国民国家の正義は権力者が国民国家を豊かで安全にすることによってのみ実現される。それは国民の手によって実現すべき時間のかかる建設だ。
ギロチンが正義だった時代から、権力の委任が正義の執行という誤った観念が文明の基準になってしまった。
米国の人種対立は短期間の選挙で消えるものではない。我々にはわからないことであろうけど、成功したとしてもせいぜい新しい権力に委ねることで、人種対立は癒えるという幻想を共有するだけであろう。それは歴史が教えている。
ケネディ、カーター、クリントン。新しい権力に幻想を持った高揚感はすぐに消える。権力の賞味期限は国民が失いたくない信任感情の未練の残存期間にすぎない。
今日から激しくデモクラッツが次期大統領トランプ就任に抗議するが、名目正義を権力と交換したくない信任感情が生まれる理由は国家が事実根本で豊かさと安心を失い分裂しているからだ。国民国家の正義は国民国家の国民が安堵されることによって支持される。
米国はその富の偏在に加えてメディアを信じる国民と信じない国民とが混在しているという分裂があり、四つに分解している。メディアを信じる富裕層、メディアを信じない富裕層、メディアを信じない貧困層、メディアを信じる貧困層。この四層の外側同士の連合と内側同士の連合の戦いがクリントン、トランプの戦いだった。
この奇妙な対立軸の成立条件は経済活動の国家を超えた優越という正義原理主義がもたらした害毒で、ダボスマンらによって支持され世界中にグローバリゼーションが満ちている。メイ首相も雪景色のダボスでその杯を飲み干して見せている。
『女優のニコール・キッドマンさん(49)が米国のトランプ次期大統領をめぐるBBCのインタビュー発言で「炎上」している。ハリウッドではトランプ氏への反発を強める人も多いが、キッドマンさんは「誰であっても大統領を支持する必要がある」と発言。
これが「トランプ支持」だと受け止められ、「次の映画は絶対見ない」などと批判が殺到。キッドマンさんは後のインタビューで、「民主主義と米国憲法を信頼していることを強調したかった」として、発言はあくまで制度としての一般論を述べたにすぎないと釈明した。』
ニコール・キッドマンの言う通りなのだが、デモクラッツの名目正義は新権力者に譲りたくないのだ。何を主張するのも自由だが、国家があっての自由やろ。
『記事では、韓米ネイルサロン協会の話として、ニューヨーク市のネイルサロンの7~8割が韓国人が所有していることも伝えている。劣悪な労働条件の責任の一端を韓国人が担っていることにもなり、記事では「民族的カーストシステム」と題した章を設けて、従業員の間にも韓国人とそれ以外とで格差があることを指摘している。カーストの順位は「韓国人→中国人→ヒスパニック(スペイン系)→それ以外の非アジア人」なのだという。』NYタイムズ
この記事に日本人の評価が含まれるわけではないが、まあ韓国系にとっては、日本人は宇宙人の様に例外的技能者なんだろうな。
NYタイムズが書くように民族的カーストシステムというのは極端としても、決して冗談で言っているわけではなさそう。米国のエスニック差別というか棲み分けは一種の知恵であるから、なんでも頭からは否定できない。しかし自分の差別には敏感なくせに他民族を熾烈に差別するエスニックは嫌われている。とくに韓国の人々は米国で目立つ。
社会に正義は必要だが、選挙で選んだ大統領は正義の担い手ではない。多数派で代表を決めるのは名目正義と権力の交換であって、正義の実現ではない。実現のために必要な条件を与えるに過ぎない。国民国家の正義は権力者が国民国家を豊かで安全にすることによってのみ実現される。それは国民の手によって実現すべき時間のかかる建設だ。
ギロチンが正義だった時代から、権力の委任が正義の執行という誤った観念が文明の基準になってしまった。
米国の人種対立は短期間の選挙で消えるものではない。我々にはわからないことであろうけど、成功したとしてもせいぜい新しい権力に委ねることで、人種対立は癒えるという幻想を共有するだけであろう。それは歴史が教えている。
ケネディ、カーター、クリントン。新しい権力に幻想を持った高揚感はすぐに消える。権力の賞味期限は国民が失いたくない信任感情の未練の残存期間にすぎない。
今日から激しくデモクラッツが次期大統領トランプ就任に抗議するが、名目正義を権力と交換したくない信任感情が生まれる理由は国家が事実根本で豊かさと安心を失い分裂しているからだ。国民国家の正義は国民国家の国民が安堵されることによって支持される。
米国はその富の偏在に加えてメディアを信じる国民と信じない国民とが混在しているという分裂があり、四つに分解している。メディアを信じる富裕層、メディアを信じない富裕層、メディアを信じない貧困層、メディアを信じる貧困層。この四層の外側同士の連合と内側同士の連合の戦いがクリントン、トランプの戦いだった。
この奇妙な対立軸の成立条件は経済活動の国家を超えた優越という正義原理主義がもたらした害毒で、ダボスマンらによって支持され世界中にグローバリゼーションが満ちている。メイ首相も雪景色のダボスでその杯を飲み干して見せている。
『女優のニコール・キッドマンさん(49)が米国のトランプ次期大統領をめぐるBBCのインタビュー発言で「炎上」している。ハリウッドではトランプ氏への反発を強める人も多いが、キッドマンさんは「誰であっても大統領を支持する必要がある」と発言。
これが「トランプ支持」だと受け止められ、「次の映画は絶対見ない」などと批判が殺到。キッドマンさんは後のインタビューで、「民主主義と米国憲法を信頼していることを強調したかった」として、発言はあくまで制度としての一般論を述べたにすぎないと釈明した。』
ニコール・キッドマンの言う通りなのだが、デモクラッツの名目正義は新権力者に譲りたくないのだ。何を主張するのも自由だが、国家があっての自由やろ。