公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

ロシアはイスラエルのテロリスト攻撃に感謝

2018-07-26 06:48:32 | イランおよびトルコ シリア
Russian Defence Ministry said that an Israeli counterattack on Wednesday at Daesh positions killed terrorists and destroyed rocket launchers.

Russian Defence Ministry reported that in had expressed gratitude to Israeli Defence Forces for destroying Daesh terrorists in a Wednesday strike on militants' positions in Quneitra.

2011年3月15日から始まった仮面の戦争は終わった。ようやく地上に現れたイスラエルとロシアの地下提携。約束の地の定義が異なる(イラクまで派とレバノンまで派)イスラエル内部のシオニストの分裂(イラン主戦派とシリア主戦派)に楔を打つことがロシアの狙いであり、地下諜報網で回路を持っているロシアの戦略である。アメリカの利害を第一にと言い続けてきたトランプも中東はロシアに任せた方がいいと考え始めている時期だろうと思う。私の予測ではイスラエルはローマと正教の提携を平和の看板に一神教の和解を促すロシアにとって未来の同盟者になる運命だろう。

その前に起こりうるのは、すでに相当に追い詰められているイランの経済危機を引き金としたホルムズ海峡封鎖地政学的人質作戦の攻防(イラン港湾に限った先制攻撃を世界が事後承認するかどうかの当事者の読みよるが)は先手必勝のゲームだから、世界経済に影響が大きい海峡封鎖だけは交渉または実力で阻止しなければならないのは欧州+米国+サウジ+も一致できるところだろう。危ない賭けに出ているロウハ二大統領のイランを止めなければ、中共支那が助け舟を出して、イラクまで派のシオニスト(当然米国の福音派も含む)の政策意志がイスラエルと米国で一致して、熱核戦争が実現してしまう。


本気で阻止するにはイラン海軍の拠点でもあるバンダレ・アッバース港がミサイル攻撃のターゲットになる。ペルシャ湾を挟んだ対岸のバーレーンには米海軍第5艦隊(US Fifth Fleet)の基地がある。機雷は、イラン海軍が進歩している分野の1つであるから。動く前に処理する必要がある。


追補2018.7.27

Donald Trump could be ready to order a strike against Iran, Australian Government figures say

According to the ABC broadcaster, Australian defense facilities and UK intelligence services might assist the United States in identifying Iran's nuclear targets.


再掲
『[ドバイ 22日 ロイター] - イランのロウハニ大統領は22日、トランプ米政権がイラン産原油の輸入停止を各国に呼び掛けていることを受け、禁輸が実行された場合にホルムズ海峡を封鎖する可能性を示唆した。イラン学生通信が伝えた。
ロウハニ氏は、イランは湾岸諸国やホルムズ海峡において支配的立場にあると強調。「政治の基本というものを理解しているなら、イランの原油輸出停止など口にしないはずだ。イランはこれまでずっと地域の海路の安全を保障している」と語った。
イランの最高指導者ハメネイ師は21日、原油輸出が不可能になれば、湾岸諸国からの原油輸出阻止に踏み切る可能性を示唆したロウハニ氏への支持を表明した。
ホルムズ海峡は、ペルシャ湾とオマーン湾の間にある海峡で、原油輸送の大動脈。イランは過去にも米国の敵対的行動に対抗して、ホルムズ海峡の封鎖を警告したことがある。』


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