公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

XASM-3 実配備決定 空中魚雷

2021-08-05 18:57:00 | 防衛力
追補

2022年6月18日土曜日
防衛装備庁、ASM-3Aを契約
防衛装備庁は2022年3月に「ASM-3A(仮称)」を三菱重工業と契約しました。

開発中の「ASM-3(改)」の途中成果を反映して限定的な射程延伸をしたモデルです。

品目 ASM-3A(仮称)
契約日 2022/03/31
契約相手方 三菱重工業
契約額 3,312,966,800 円

品目 ASM-3A(仮称)(初度費)
契約日 2022/03/31
契約相手方 三菱重工業
契約額 3,417,565,800 円

防衛装備庁、ASM-3(改)を契約
https://jm2040.blogspot.com/2020/10/asm3-kai.html

出典
防衛装備庁 : 令和3年度 月別契約情報/随意契約(基準以上)(Excelファイル)
https://www.mod.go.jp/atla/souhon/supply/jisseki/rakusatu/index3.html
防衛省 : 令和元年度 事前の事業評価 評価書一覧
https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11591426/www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/seisaku/31/jizen.html
新たな重要装備品等の選定結果について
https://www.mod.go.jp/j/press/news/2020/12/25a.html
Japan to Field New ASM-3A Long Range Supersonic Anti-Ship Missile
https://www.navalnews.com/naval-news/2020/12/japan-to-field-new-asm-3a-long-range-supersonic-anti-ship-missile/
時刻: 6月 18, 2022



追補2021/08/05
こういうことだから自前戦闘機が必要なのだ。

航空自衛隊のF15戦闘機の改修をめぐり、防衛省は、当初の見積もりから費用が大幅に膨らんだため、2種類の長距離巡航ミサイルのうち、対艦ミサイルの搭載見送りを決め、改修事業そのものは継続させることになりました。

防衛省は、航空自衛隊のF15戦闘機を改修して、2種類の長距離巡航ミサイルなどを搭載できるよう検討を進め、改修に必要な費用について、アメリカ側と交渉を続けてきました。

そして、アメリカのメーカーで必要な部品の製造ラインを新たに整備する必要があることなどから、当初の見積もりから初期費用が大幅に膨らむことが見込まれるとして、2種類の長距離巡航ミサイルのうち、射程およそ900キロの対艦ミサイル「LRASM」の搭載を見送ることを決めました。

ただ、F15の改修事業そのものは継続させ、同程度の射程がある対地ミサイル「JASSM」などを搭載するため、来年度の概算要求には具体的な金額を明示しない「事項要求」として盛り込んだうえで、具体的な金額を年末の予算編成で計上することにしています。


 
追補2020/12/26
 
 
1納豆パスタ ★2020/12/26(土) 07:11:48.82ID:wF5bMKDi9>>6>>17
超音速対艦ミサイル「ASM-3A」の量産開始が決定
JSF | 軍事ブロガー12/26(土) 3:04
https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20201226-00214551/


https://newsbyl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-yn/rpr/obiekt/00214551/title-1608917820338.jpeg


防衛装備庁より超音速対艦ミサイル「ASM-3」。
この図は無印の初期型なので注意
https://newsbyl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-yn/rpr/obiekt/00214551/image-1608918777521.png


防衛省:令和元年度 政策評価書(事前の事業評価)「ASM-3(改)」別紙より

 12月25日に防衛省は「新たな重要装備品等の選定結果について」において、
超音速対艦ミサイル「ASM-3A【量産品】」の取得経費を
令和3年度(2021年度)予算案に計上する決定を発表しました。

|「ASM-3A」
|
|1 事業の概要
|
| 本事業は、我戦闘機の残存性を確保しつつ、
|彼戦闘艦艇等に対し脅威圏外から有効に攻撃するため、
|超音速飛しょうにより高い残存性を有する空対艦誘導弾である
|射程延伸型ASM-3(ASM-3A)を取得する。
|
| なお、周辺国の艦艇が急速に近代化する状況を踏まえれば、
|従来型より射程等が向上した空対艦誘導弾を早期に取得する必要があるため、
|本事業は、令和2年度から着手したASM-3(改)の開発の途中成果を
|反映したASM-3Aの量産取得を行うものである。
|
|※ ASM-3Aより能力向上するASM-3(改)の開発は継続して実施予定。
|
|出典:新たな重要装備品等の選定結果について:防衛省(令和2年12月25日)
|https://www.mod.go.jp/j/press/news/2020/12/25a.pdf


 

戦争をしない状態で潜在能力を敵に理解させるのが最も効果的抑止戦術。武器とは戦略であり法理であり、習慣法であり、時に外交であり諜報である。その次に来るのが人材であり、人材の運用する技術であり、その教育そして最後に狭義の武器である。

防衛省は航空自衛隊の次期空対艦ミサイルとして現在、新型ミサイルの開発に取り組み今年完成披露する。その名も「XASM-3」、2015年退役した護衛艦しらねを標的に対艦防御実力を実証する。 マッハ3以上(憶測ではマッハ5がASM-3の最終目標)、射程150km以上、重量が軽く航続距離が長い、支援戦闘機から標的に発射する諸外国には珍しい空対艦ミサイル。地平線の向こうから探知される前に攻撃できる能力が証明されれば、空母さえも作戦継続不能にする潜在能力を諸外国に理解させられるだろう。実戦配備前だというのに中国にはすでに『空中魚雷」と命名して恐れている。




The hypersonic cruise missile's speed is estimated to be 5-6 Mach.

MOSCOW (Sputnik) ― The first tests of the Russian Navy’s new hypersonic Zircon cruise missiles have been launched in Russia, a senior defense industry source said Thursday.

"The tests of the hypersonic Zircon missiles have begun using a ground-based launching site," the source told RIA Novosti.

追補2017.7.17

 『政府は来年度から、開発中の新型空対艦ミサイルを航空自衛隊のF2戦闘機に導入する方針を固めた。

 2018年度の概算要求に数億円の調達費を計上し、量産体制に入る。国産の空対艦ミサイルとしては初の超音速で、迎撃されにくいのが特長だ。東シナ海などで強引な活動が目立つ中国海軍をけん制する狙いがある。

 導入済みの国産の空対艦ミサイルには、音速に近い「80式」と「93式」があるが、新型は飛行速度が93式の約3倍のマッハ3程度と、飛躍的に速くなる。速度の面では、海外の同種の最新鋭ミサイルと肩を並べる。

 目標に命中するまでの時間が大幅に短くなるうえ、レーダーに捉えられにくい海面近くを低空飛行することもできるため、敵の艦船はミサイルを迎撃しにくい。射程も93式(百数十キロ・メートル)より長くなるという。』
読売

尚、別途Fー35には政府は、ノルウェーのコングスベルグ・ディフェンス&エアロスペースがナーヴァル・ストライク・ミサイルを元にF-35向けに開発中の対艦/対地/巡航ミサイルであるJoint Strike Missile(JSM)を採用する予定であると見込まれる。低速であるが、ステルス機からの発射であるから奇襲性が高い。


中国海軍が「アジアで最強の駆逐艦」と豪語する「055型ミサイル駆逐艦」が進水したことが明らかになった。米軍関係者も「055型駆逐艦の海上戦闘における攻撃能力はアメリカ海軍のいかなる水上戦闘艦より勝っている」と指摘しており、東シナ海の沖縄県尖閣諸島の防衛や島嶼を基地化している南シナ海での海洋覇権に大きな影響を与えるとみられる。中国人民解放軍機関紙「解放軍報」が報じた。

 055型ミサイル駆逐艦は基本排水量1万t、満載排水量1万4000t、全長180mで、最新推進システム、最新情報処理システム、それに高度なステルス機能を備えている。また、これまで中国海軍が建造してきた水上戦闘艦(航空母艦、揚陸艦を除く駆逐艦やフリゲートなど)で最大であり、第2次大戦後にアジアで建造された最大の水上戦闘艦となる。

 香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」によると、建造プロジェクトは2009年にスタート。2014年12月、一番艦の建造開始式典という写真がインターネット上に出回っている。

 上海市の江南造船所のドックで、1、2番艦が建造され、大連市の大連造船所では3、4番艦が同時に建造されていることが確認されている。

 米軍関係者も讃嘆する055型ミサイル駆逐艦の最大の攻撃力は、128セル垂直発射管から発射される「鷹撃18型超音速巡航ミサイル」(YJ-18)だ。

 YJ-18は地上目標も艦艇も攻撃可能な巡航ミサイルであり、最大射程距離は540km程度。米海軍のタイコンデロガ級巡洋艦や一部のアーレイバーク級駆逐艦が装備しているハープーン対艦ミサイルの射程距離が124kmなので、中国の方が4倍以上も射程距離が長く、戦闘においては、055型駆逐艦は米巡洋艦や駆逐艦の脅威圏外から米艦艇を攻撃することが可能。これは大きなメリットである。

 これに対抗するのが米航空母艦打撃群だが、中国人民解放軍ロケット部隊は尖閣諸島のある東シナ海や南シナ海を射程に収める東風21-D型対艦弾道ミサイル(DF-21D)や、東風26型対艦弾道ミサイル(DF-26)の運用をすでに開始。米軍が両海域に空母打撃群を出動させれば、格好の標的になってしまうことから、米空母は使えないことになる。

 となると、駆逐艦の性能が戦闘の決め手になり、055型ミサイル駆逐艦の性能を上回る駆逐艦を保有していない米軍は不利な情勢になる可能性もある。

 サウスチャイナ・モーニング・ポストは、6月に進水した055型ミサイル駆逐艦は年内には航海などのテストを経て、来年には実戦配備される予定だと報じている。米軍関係者が大きな懸念を抱くのもうなずけるようだ。



 中国海警局の船が17日、青森沖の領海内に侵入したことがわかった。この海域で侵入を確認したのは初めて。

 第2管区海上保安本部によると、17日午前、中国海警局所属の船2隻が青森県艫作崎沖の領海内に侵入するのを、海上保安庁の巡視船が確認したという。

 その後2隻は一度領海を出たが、津軽海峡の竜飛崎沖の領海に再び侵入したという。この海域で侵入を確認したのは初めて。

 中国海警局の船をめぐっては、17日、沖縄・尖閣諸島の接続水域でも航行が確認されているほか、15日には長崎・対馬沖と福岡・沖ノ島沖の九州北部の領海にも初めて侵入している。

 相次ぐ中国海警局の船の領海侵入について外務省は、国際法では安全を害さなければ領海を通過できる『無害通航権』が認められているため、中国側に対して『抗議』ではなく航行の意図を確認する『関心の表明』を行っている。



ちなみに陸自の03中SAM改は超音速巡航ミサイルをWhite Sands Missile Rangeにて100%撃ち落とす実験に成功している。

 
2015年夏にアメリカ・ニューメキシコ州のホワイトサンズ・ミサイル実験場で開発中の03式中距離地対空誘導弾(改)の発射試験を行い、巡航ミサイルを模したターゲットに対し10発を発射、全弾が命中し、アメリカ軍関係者を驚かせた。また、10発うち1発は低高度を超音速で飛翔するGQM-163A コヨーテ超音速標的であった[12][13]。
 





The Japanese Ministry of Defense conducted a total of 10 successful flight tests at White Sands Missile Range during the summer of 2015 using a Japanese-made air defense system to successfully engage and destroy cruise missile representative targets.

WSMR is a premiere location for missile and air defense system testing, and the Japanese Ground Self Defense Force takes full advantage of the range annually to conduct the acceptance test for their existing Chu-SAM missiles.

Chu-SAM is a medium range surface-to-air guided missile system developed and produced domestically in Japan.

The Chu-SAM Kai is an improved type of the Chu-SAM system equipped by the JGSDF, and has been undergoing evaluation since 2014 including the series of launches at White Sands Missile Range. Like other air defense systems of its type, Chu-SAM uses a combination of separate components, including command centers, radars, and launchers to create a single system. Chu-SAM Kai uses improved sensor and networking features, compared to the Chu-SAM, giving the system better range and allowing the system to target and destroy more complex threats like cruise and anti-surface missiles, while reducing system costs.

The test took advantage of WSMR's large size and controlled airspace, as well as its extensive instrumentation and data collection capabilities.

"We don't have the kind of ranges in Japan needed to satisfy the requirements of the Chu-SAM Kai tests," said Kazuhiro Tobo, Chu-SAM Kai test commander with the Technical Research & Developmental Institute. "Also, Kai is a complex system in which each sensor is networked to intercept anti-aircraft threats."

The test, which saw 100 percent of its targets successfully intercepted, impressed even the experienced WSMR test team.

"The Japanese test team we work with is excellent, they are highly experienced and trained to know what they need to succeed." said Henry Sedillo, WSMR's Chu-SAM Kai Test Officer.

This test series included the intercept of a GQM-163A Coyote, a U.S. Navy target system used to represent supersonic cruise missile and anti-surface missile threats. According to the Navy's Aerial Targets and Decoys Program Office, the Coyote is capable of representing several different threats. Cruising at a low altitude, the system can represent a supersonic anti-surface missile, or the target can climb to a high-altitude and descend at a supersonic speed to represent an air launched or ballistic threat.

While adding a system like the GQM-163 to the list of targets authorized for use on the range can be challenging, now that the system is cleared for use, other test missions can also employ the target, opening the door for more complex guided missile tests like the Chu-SAM Kai program.

"It's the first time that target has been flown here at White Sands," Sedillo said. "Normally it's flown at the Navy's Sea Range at Point Mugu, and so we are happy to have it here at White Sands."

The tests this year were largely conducted by personnel from the Technical Research and Development Institute, the systems development arm of Japan's Ministry of Defense. If the program proceeds as expected, Chu-SAM Kai will return to WSMR in 2016 for operational testing by the JGSDF members.
 
20191208
「ソヘ衛星発射場できのう午後、非常に重大な実験を行った。今回行われた実験の結果は、わが国の戦略的地位を変化させる上で、重要な作用をするだろう」



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