公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

再掲 ボブ・ディランがメダルを受取?

2024-09-12 16:37:00 | 意見スクラップ集
最近ポールも入れ替わっている告白があったな。昔からの伝説。
『ビリー・シアーズの回顧録』

死亡理由は、66年11月9日、レコーディング中に口論でスタジオを飛び出したポールが怒りにまかせて猛スピードを出し、自動車事故を起こして亡くなった、というもの。ちなみに11月9日はジョンがヨーコと出会った日で、ビートルズは活動を休止している時だった。亡くなったポールの代役は、ポールのそっくりさんコンテストの優勝者「ウィリアム・シアーズ・キャンベル」。イギリスのファンクラブの会報誌の67年2月号に、早速この噂を否定する記事が出たので、『アビイ・ロード』発売の数年前から「ポール死亡説」はファンの間では認識されていたようだ。もしポールが66年に本当に亡くなっていたとしたら、「ウィリアム・シアーズ・キャンベル」は、「ヘイ・ジュード」や「レット・イット・ビー」を書いた凄いメロディメイカーだということになる。

要約すると

この文章は、ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞と、その背景にある皮肉や社会的問題に焦点を当てています。

### 要約:
1. **ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞**: 2016年にボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞したことに対する皮肉が述べられています。彼が受け取った賞の由来には爆弾の発明者の富があり、ディラン自身は戦争や兵器に反対する姿勢を持っていることが指摘されています。

2. **日本の年金運用とクラスター爆弾製造企業**: 日本の公的年金を運用する組織がクラスター爆弾製造企業の株を保有している問題が取り上げられています。これは、軍需産業に対する投資が倫理的に問題視される中で、日本政府が批判されている例です。

3. **ボブ・ディランの歌詞と社会批判**: ディランの歌詞が軍需産業や戦争を痛烈に批判する内容であり、それが現代社会の兵器問題にもつながるとして引用されています。彼の歌は、戦争の恐怖が次世代の子どもたちにまで影響を与え続けることを訴えています。

4. **国際的なクラスター爆弾の禁止**: クラスター爆弾の禁止に関する条約について述べられ、特に署名していない国々の状況と、それに対する批判が展開されています。

このように、記事はボブ・ディランの受賞と戦争兵器問題の矛盾、そして日本の年金運用の倫理的問題を絡めて議論しています。

爆弾の元となった発明の富の成果を、爆弾の数を嘆いていたボブ・ディランが受け取るとはなんとも皮肉な絵が秘密裏に歴史を飾る。肉を食べてしまった菜食主義者のレゲイアーティストの名前?なんたっけ。ラスタファリ運動 (Rastafari movement) の信奉者ボブ・マーリィを思い出す。

受賞年:2016年
受賞部門:ノーベル文学賞
受賞理由:米国歌謡の伝統の中に新しい詩の表現を創造したこと


二人のボブは正義原理主義者のアイコンで有り続ける。ただの人間なのに。いずれの原理主義者も愚かなことである。有限な人間が絶対を語ってはいけない。自然には摂理がある、しかし摂理は人間に服従を強いてはいない。自然の猛威が敵意の現れと考え克服することが絶対の善なのか?そこをよく考えてみることだ。愛とは惜しみなく続けるということであり、この点で自然の摂理と愛は矛盾していない。ただの人間の力=正義で摂理をおとなしい家畜にできるものではない。


2017年03月30日 00時51分
『ボブ・ディラン氏にノーベル賞メダル授与へ 4月に会談

 昨年のノーベル文学賞を受賞した米ミュージシャン、ボブ・ディランさん(75)が近くメダルと証書を受け取ることになった。同賞を選考するスウェーデンアカデミーが29日明らかにした。

 ディランさんは昨年12月の授賞式を「先約がある」との理由で欠席。授賞式から6カ月以内に行う規定の講演も行っていなかった。

 ディランさんは4月1、2日にコンサートツアーでストックホルムを訪れる予定で、その際にアカデミー側と会談することになった。ディランさんの意向で、報道陣は入れず、関係者のみで会談する。講演も行わず、後日、ディランさんから「録音テープ」が送られるという。(ロンドン=渡辺志帆)』

追補2015.5.16日本の公的年金を運用する組織は、クラスター爆弾を製造する企業の株を大量に保有しているというのは本当なのか根拠はどこにあるのだろう→長妻昭の質問だそうだ。しかしその企業は製造を止めている。それでもこういうふうに書くのはボブ・ディランを利用して日本政府がノーベル賞受賞詩人の敵対者であると描きたいためだろう。筆を洗うのならば、その古い筆を捨てなさい。ちっとも清々しくない。  【この企業は「テキストロン社」で、GPIFが2015年度末時点で約192万株を保有する。答弁書では「クラスター弾を製造する企業の株式保有を禁止していない」とした。同社は昨年、爆弾製造の中止方針を発表している。】出典は朝日デジタル。クラスター爆弾製造業に投資するのを禁じたベルギー、スウェーデンは日本とは違う國。国際主義者は他国の判断が常に正しい基準という姿勢だが、國を捨てる覚悟があるものが将来年金を受け取ってはいけない。当然ではないか。多くはそうでないだろうし、日本国のお陰で生きてるくせに、ちっとも清々しくない。
テキストロン (Textron, NYSE: TXT)は、アメリカ合衆国の工業分野の持株会社。 1923年にSpecial Yarns CompanyとしてRoyal Littleによって創業された。 今日では複合産業として傘下にベル・ヘリコプター、E-Z-GO、セスナ・エアクラフト・カンパニーとGreenlee等を従える。 売り上げは100億ドルで33ヶ国で37000人を雇用する。テキストロンはロードアイランド州プロビデンスのテキストロン・タワーに本社を構え、フォーチュン500では190位だった。
2016年9月、アメリカで唯一クラスター爆弾を製造していたが製造中止を決定した。


筆洗
2017年5月13日
 
 <♪戦争の親玉どもよ/銃を造る者たちよ/死の飛行機を造る者たちよ/強力な爆弾を造る者たちよ…>と、ギターをかき鳴らしながら、ボブ・ディランさんは歌った。「戦争の親玉」と名指しされたのは、ベトナム戦争などで潤っていた軍需産業のことだ▼<安心してこの世に/子供たちを産み落とせない恐怖を/未だ生まれず名もつけられていない/子供たちを脅かしている>(『ボブ・ディラン全詩集』中川五郎訳)▼戦争が終わっても、その恐怖は次世代の子どもたちを脅し続ける。そんな兵器の一つが、一発の親爆弾から数百の子爆弾が拡散するクラスター爆弾だ▼ベトナム戦争時に米軍がクラスター爆弾を雨と降らせたラオスでは八千万発もが不発弾となり、二十一世紀になってからも子どもらの命を奪い続けた。「未来を殺し続ける兵器」である▼製造・使用を禁止する条約が七年前に発効し、欧州などでは製造企業への投融資を禁ずる動きも広がった。なのに、日本の公的年金を運用する組織は、この爆弾を製造する企業の株を大量に保有しているという▼老後の安心のための私たちの大切なお金を「戦争の親玉」に使わせていいのか。<おまえは人に銃を持たせて/…自分は安全な場所に引っ込んで見物しているだけ/その間にも死者の数はうなぎ登りに増えて行く…>というディランさんの歌が、痛烈に響く。


定義
「それぞれが20キログラムを超えない爆発性子弾を散布または放出するよう設計された通常弾で、それらの爆発性子弾が含まれるもの」
^ Diplomatic Conference for the Adoption of a Convention on Cluster Munitions "Convention on Cluster Munitions" - 英語正文第2条(2008年5月20日)"“Cluster munition” means a conventional munition that is designed to disperse or release explosive submunitions each weighing less than 20 kilograms, and includes those explosive submunitions."
米国、イスラエル、イラン、サウジアラビア、トルコ、シリア、イラク、ウクライナ、ギリシャ、アラブ首長国連邦、エジプト、ヨルダン、イエメン、グルジア、アゼルバイジャン、コソボ、カザフスタン、ポーランド、ルーマニア、アルメニア、ベラルーシ、ラトビア、ロシア、ブータン、ベトナム、タイ、インド、ミャンマー、パキスタン、中国、北朝鮮、韓国、台湾、などは、同禁止条約に署名していない。
隣国 中国、北朝鮮、韓国、台湾、ロシアが署名していない???この事実をどのように東京新聞は見ているのか???

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