公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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債券保有の囲碁将棋

2017-06-28 13:15:12 | 経済指標(製造業)
ガベージニュースの画像より



企業であれば借り入れは稼ぐ力との対比にてバランスされていれば制限はない。日本銀行に対して発行した債務証券は基本的に政府は相殺して良い。江戸時代から改鋳による出目(通貨発行益)は権力を握る政府(幕府)の懐に入るのだから、稼ぐ速度を見誤らなければ、中央銀行に引き取らせた国債で国が破綻することはない。ただインフレになるから通貨発行量を規制しているのであって、何年か前に国債が紙くずになり1ドル250円になるという破綻シナリオを日本売りの看板にしていた投資家(あと2年で国債暴落、1ドル=250円に!!―日本の未来がいま全て明らかに 単行本 – 2013/12カイル バス (著), 浅井 隆 (著))は大いに予想を外しバス氏は負けを認めた。浅い氏はあいかわらずインパクトのあるタイトルで本を出している。

それにしても国債も株も買い手が日本銀行=政府しかない状況は異常である。

経済活動の評価が短期的になるほど長期保有の意味が薄れる。かつての財閥持合い株なども冠がつかない企業同士では解消されていて、株主に対する益出しサービスになって消失した。

つまり民間企業の良さはスピードである割に、水鉄砲のスピードを争っていて、本当に飛躍する連携を模索していない、そういう模索があれば、安易に一株利益の減少を恐れないだろう。局面を小さく使えば、大局でおおまけすることは囲碁将棋の常識だ。
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