《トランプ氏と習近平国家主席が4月に行った米中首脳会談で、中国は北朝鮮に「100日間」圧力をかける。結果が出なければ「米国の(先制攻撃などの)単独行動を容認する」ことで合意している。》
《「米国家安全保障会議(NSC)の面々は、今後、北朝鮮に対し、従来の『核・ミサイル開発』の放棄に加え、まだ拘束されている米国人と、日韓の拉致被害者の解放を求め、それを『米朝協議の絶対条件』にする検討を始めている」》
今のところ結果が出ていないどころか、米国市民ワームビア氏が昏睡のまま帰国し拷問死した。残された日数は多いとは言えない。早ければ7月、遅くとも8月いっぱいではないだろうかと思う。
『北朝鮮で1年半拘束されて、最近、昏睡状態で解放され米国に帰国した米国人大学生オットー・ワームビア(22)さんが19日、オハイオ州の病院で死亡した。トランプ大統領は、北朝鮮に「残忍な政権だ」と強く批判した。
ワームビアさんの訃報を受けて、トランプ大統領は現地時間19日、ホワイトハウスで開かれた企業代表団との会議のなかで「多くの悪いことが起きた。唯一、彼は(北朝鮮から)両親とともに帰宅することができた」と話した。「残忍な政権だ。私たちは対応していかなければ」と付け加えた。
同日、ホワイトハウスは声明で、「オットーさんの死は、無実の人に対する『法や人道に反する行為』をやめさせる決意を強くした。アメリカは、再度この北朝鮮政権の残忍な行為を強く非難する」とした。
Melania and I offer our deepest condolences to the family of Otto Warmbier. Full statement: https://t.co/8kmcA6YtFD pic.twitter.com/EhrP4BiJeB
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2017年6月19日
レックス・ティラーソン国務長官は20日、今後、米国はワームビアさんの「不当な懲役」に対して北朝鮮に責任問題を追及し、改めて北朝鮮で拘束している他の3人の米国人を解放するよう要求した。
ヴァージニア大学に在籍していたワームビアさんは2016年1月、ツアー旅行で北朝鮮に入国し、平壌の滞在したホテルで政治的スローガンが書かれたポスターを入手しようとしたところ、逮捕された。同年3月には、15年の労働教化刑(懲役刑に相当)を言い渡された。
ワームビアさんが参加したツアーを企画した旅行会社「ヨン・パイオニアツアー」は、米国向けの北朝鮮ツアーはもう開催しないことを発表した。イラン、イラク、旧ソビエト連邦共和国へのツアーを提供する同社は、「アメリカ人が北朝鮮を訪れるリスクは高すぎる」と述べた。 国務省は北朝鮮への旅行を警告しているが、禁止しているわけではない。
ワームビアさんが入院していたワシントン郊外シンシナティ・メディカル・センターで対応した医療チームは15日、「ワームビア氏が(北朝鮮が説明した)ボツリヌス中毒症にかかったという証拠は何も発見できなかった」と、北朝鮮当局の説明が異なることを明らかにした。医療チームはワームビア氏が「すべての部位にわたる広範囲な脳組織の喪失している」としながら、原因は断定できないと説明していた。
ワームビアさんの家族は、「息子が北朝鮮で受けた恐ろしい過酷な虐待」により「今日経験したような結末になることは当然だった」と述べた。
(編集・佐渡道世)』大紀元
《「米国家安全保障会議(NSC)の面々は、今後、北朝鮮に対し、従来の『核・ミサイル開発』の放棄に加え、まだ拘束されている米国人と、日韓の拉致被害者の解放を求め、それを『米朝協議の絶対条件』にする検討を始めている」》
今のところ結果が出ていないどころか、米国市民ワームビア氏が昏睡のまま帰国し拷問死した。残された日数は多いとは言えない。早ければ7月、遅くとも8月いっぱいではないだろうかと思う。
『北朝鮮で1年半拘束されて、最近、昏睡状態で解放され米国に帰国した米国人大学生オットー・ワームビア(22)さんが19日、オハイオ州の病院で死亡した。トランプ大統領は、北朝鮮に「残忍な政権だ」と強く批判した。
ワームビアさんの訃報を受けて、トランプ大統領は現地時間19日、ホワイトハウスで開かれた企業代表団との会議のなかで「多くの悪いことが起きた。唯一、彼は(北朝鮮から)両親とともに帰宅することができた」と話した。「残忍な政権だ。私たちは対応していかなければ」と付け加えた。
同日、ホワイトハウスは声明で、「オットーさんの死は、無実の人に対する『法や人道に反する行為』をやめさせる決意を強くした。アメリカは、再度この北朝鮮政権の残忍な行為を強く非難する」とした。
Melania and I offer our deepest condolences to the family of Otto Warmbier. Full statement: https://t.co/8kmcA6YtFD pic.twitter.com/EhrP4BiJeB
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2017年6月19日
レックス・ティラーソン国務長官は20日、今後、米国はワームビアさんの「不当な懲役」に対して北朝鮮に責任問題を追及し、改めて北朝鮮で拘束している他の3人の米国人を解放するよう要求した。
ヴァージニア大学に在籍していたワームビアさんは2016年1月、ツアー旅行で北朝鮮に入国し、平壌の滞在したホテルで政治的スローガンが書かれたポスターを入手しようとしたところ、逮捕された。同年3月には、15年の労働教化刑(懲役刑に相当)を言い渡された。
ワームビアさんが参加したツアーを企画した旅行会社「ヨン・パイオニアツアー」は、米国向けの北朝鮮ツアーはもう開催しないことを発表した。イラン、イラク、旧ソビエト連邦共和国へのツアーを提供する同社は、「アメリカ人が北朝鮮を訪れるリスクは高すぎる」と述べた。 国務省は北朝鮮への旅行を警告しているが、禁止しているわけではない。
ワームビアさんが入院していたワシントン郊外シンシナティ・メディカル・センターで対応した医療チームは15日、「ワームビア氏が(北朝鮮が説明した)ボツリヌス中毒症にかかったという証拠は何も発見できなかった」と、北朝鮮当局の説明が異なることを明らかにした。医療チームはワームビア氏が「すべての部位にわたる広範囲な脳組織の喪失している」としながら、原因は断定できないと説明していた。
ワームビアさんの家族は、「息子が北朝鮮で受けた恐ろしい過酷な虐待」により「今日経験したような結末になることは当然だった」と述べた。
(編集・佐渡道世)』大紀元