公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

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自力救済とMAGAの類似点

2021-03-07 21:10:00 | 今日の単語
私は8年前に自力救済についてこう書いた。

自力救済は昨日今日の流れではなくこの先数十年は確実に続く全地球的強奪社会に適応するために避けられない自己防衛であって侵略や反逆ではない。
政治原理として極めて実際的で有効な<自力救済>というあまり聞き慣れない言葉が<民主国家防衛>のキーワードになる。将来はこの変化がなんと呼ばれるか予想できないが、これを<国民奉還>革命と呼んでももいいだろう。

まさかそれが日本ではなくトランプの指導するアメリカで先に実現するとは8年前では想像外のことだった。
もちろん強奪者の中心は国際金融グローバリストと結託した習近平中国共産党である。彼及び彼らの強奪自己陶酔は世界を呑み尽くすまで止まらない。
しかしそれも幸運だったかもしれない。あのままドナルド・トランプが再選されていれば、裏切りによる権力消滅が避けられなかった。

こういう声が上がっている

Kirstie Alley On The Verge - Kirstie Alley talks about anything and everything. Kirstie is an actress, producer, model, & television personality. She first achieved recognition in 1982 playing Saavik in the science fiction film Star Trek II: The Wrath of Khan. She played Rebecca Howe on the NBC sitcom Cheers, receiving an Emmy Award and a Golden Globe in 1991 for the role. From 1997–2000, she starred on the sitcom Veronica's Closet, earning additional Emmy and Golden Globe nominations. Kirstie's podcast is ON THE VERGE! Cover Art By Drew Becker Music by Corey https://linktr.ee/kirstiealley Support this podcast: https://anchor.fm/kirstie-alley/support

“Here’s my bill…. it has 2 items,” Alley’s tweet reads. “Congress takes no pay for 6 months. Americans receive $1,000 a month for 6 months. End of Bill.”

MAGAは日本にいて私が想像した政治概念《自力救済》とは似てる。がそれ故に異なるところがある。

日本の賢明な国民は選挙制度を通じて国民の代表を立法や行政に送り込むことはできないと考えている。事実、名声や名誉を求めて代議士になっているもの以外は全てなんらかの世襲である。それ以外のいい例が青山議員だ。彼は収入や名声や名誉に頓着しない珍しい政治家だが、彼の発言機会は部会委員会に限られる。それでもイケシャーシャーと『すこし変わったひとも居ないわけじゃない。しかし全員、それぞれが主権者の負託を得て、国会にいらっしゃるのです。』(青山繁晴議員)と幻想建前を述べる。
例えば憲法改正で主権者の負託がどれだけ蔑ろにされているか目の前で認めておきながら、孤軍奮闘の『努力』がいつか稔る幻想を支持者に抱かせているのは、法に定める罪形のない良心の犯罪である。

日本でもMAGAほどの国民運動が生まれる可能性はあるが、2022年、2024年のアメリカの成功を見た後になるだろう。アメリカはまだ民主主義防衛の戦いの途上にある。

革命維新の条件の第一段階は既存支配者層に対する軽蔑と支配関係を裏打ちしていた価値基軸の崩壊という崖に至る終末劇である。幕末で言えば主従藩屏を支える武士層に対する尊敬の崩壊、昭和前半の天皇のしらす国日本国の徹底した消去家族価値崩壊という崖であろう。この度の大統領選挙におけるアメリカの崖は憲法という価値基軸が最高裁によっても守られないという無力感。

The US Supreme Court dismissed President Trump’s final election challenge on Monday without comment.

これが歴史の折り返しのエネルギーになる。しかし精神的崖の虚無はその延長が長引くほどにアノミーとなって政治が既視感ばかりになってくる。

さて日本人の現在の『崖』は本当は崖ではない。長引く崖(戦争贖罪意識プログラム)がもたらしたアノミー、国政から切り離された国民政治(選挙 結社 表現の自由)の無気力に支持された政党の形骸化と伴走する官僚自動運転に過ぎない。
Deplatform
アノミー論は暴力団などの逸脱行為の常態化プロセス動機として研究されているが(非協調 レッテル 加入)、一般市民の反エスタブリッシュメント行動にも適応できる。例えばYouTube Twitterの警告やアカウントバンが、第二段階の加速として現れる。エスタブリッシュメント側がレッテルを貼るという新しい市民社会が生まれている。やがて隠されていた二世界が表にに出る。暴力団と違い加入を必要としない。
デュルケームは、社会秩序が乱れ、混乱した状態を表す用語として、ラテン語の「アノモス(anomos)」に起源をもつ「アノミー (anomie)」という用語によって、社会の規範や規制が弛緩すると、かえって、個人は不自由になり、不安定な状況に陥るという近代の病理を鋭く批判しました。

エミール・デュルケームÉmile Durkheim1858年4月15日 - 1917年11月15日)は、フランス社会学者デュルケムデュルケイムなどと表記されることもある。オーギュスト・コント後に登場した代表的な総合社会学の提唱者であり、その学問的立場は、方法論的集団主義と呼ばれる。また社会学の他、教育学哲学などの分野でも活躍した。


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