公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

平均は何も語らずただ消え去るのみ この30年が消えた

2024-04-25 18:31:00 | 今読んでる本

国税庁「令和3年分 民間給与実態調査」
2021年の平均年収は443万円
30年以上前1991年の平均年収は446万6000円
過去最も高い平均年収は1997年の467万3000円
今はもっと低く300万円台かもしれない。森永氏の予想の通りとなった。

新版 年収300万円時代を生き抜く経済学 (知恵の森文庫)


2005年当時はこのタイトルについて行けなかった。


新作『書いてはいけない』も是非読んでもらいたい 以下は まえがき からの引用

『じつは、前述の3つのタブーに関しては共通の構造がある。 
①絶対的権力者が、人権や人命や財産に関して深刻な侵害を行なう。 
②その事実をメディアが報道せず、被害が拡大、長期化していく。 
③そうした事態について、警察も検察も見て見ぬふりをする。 
④残酷な事態が社会に構造的に組み込まれていく。  
本書で私が行なうのは、そうした現状を打破するための告発である。』

次の興味深い章の財務省カルト3点セットの一つ悪質性はこの年収問題に関係しているのです。末期がんの著者の遺言のようなものになるので是非読んでもらいたい。

『統一教会と財務省を比較してみる 
 2023年6月以降、私の著書『ザイム真理教』がベストセラーになるなかで、私のもとにメディアからの取材が殺到した。じつは同じようなことが、ちょうどその20年前に出版した『年収300万円時代を生き抜く経済学』(光文社)がベストセラーになったときも起きた。ただ、そのときと今回の間には、大きな違いがあった。それは大手メディアの動きだった。』

『財務省はどうか。1980年度の国民負担率は30・5%だった。2022年度はこれが47・5%と17ポイントも上昇している。国民負担率が1980年度のままだったとしたら、現在の国民負担は1年あたり70兆円も少なかったことになる。国民の被害は旧統一教会の比ではないのだ。』

1997年といえばアジア通貨危機と消費増税と山一證券破綻。

そんな中燦然と輝く給与のNHK 職員
サラリーマンの4.5倍 
公務員も解雇リスクゼロ雇用なのに50%以上高い。





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