低インフレとデフレのデータが少ない。
明らかに経済構造が一国供給型から国際サプライチェーン型変わってインフレを輸出(遅れて経済開発された国々にインフレを転嫁する)ことが90年代から可能になってインフレからデフレになっても失業率は増えない。反対に日本は
インフレもGDPの増加もマネーサプライ(マネーストック増加率)で2年ずれで実現できるのにリーマンショック後もずっと増やさなかった。それ以前の土光臨調から財政は緊縮だった。つまり増税と国債発行額減少と対となる国の建設事業の縮小、何より日銀の資金供給の縮小を掛け合わせた土光の七光り権威主義に頼った合成的誤謬によって日本の資本主義育成を勝手に役人がやめてしまったこと(政治と官僚制度の無緊張)が原因で、GDPに貢献しない資金供給に疑問を持てなかったために、かつての社会主義のように社会システムを塗り替えて行く投資ダイナミズムが失われて事業者が補助金を前提に仕事をする投資構造になった。
おさらい
GDP三面等価の原則
生産面、支出面、(所得の)分配面のGDPは、必ず一致
分解すると、分類として6項目しかない。
「民間最終消費支出」「政府最終消費支出」「民間住宅」「民間企業設備」「公的固定資本形成」「純輸出(財物サービスの輸出から同輸入を引いた残余)」
今米国のVC投資と日本のVC投資は80倍の開きがある。それ故に日本は全く突然変異的経済成長には全く縁のない予測可能すぎる国(規制が強すぎる国)になったというのが事の真相です。
《外資VC、投資額4倍に 昨年186億円
米のノウハウ活用 長期視点の育成手法
2019年4月22日 3:30 [有料会員限定]
外資系のベンチャーキャピタル(VC)が日本で投資を増やしている。2018年の投資額は5年前の4倍に急増し、新ファンドの設立も相次いでいる。大胆な投資や目先の利益を追わずに長期の成長を促す手法が成果をあげつつある。VC産業が発展している米国流をベースにしながら、日本市場への適応を進めている。》