1945年から今日まで平和の金銭価値が戦争の金銭価値を上回るから日本は戦争をしていない。しかし望まなくても、この先の世界経済で、戦争の金銭価値の持続性が平和の金銭価値の持続性を上回る予想が立てば、戦争のシナリオを発動させたい投資家的政治家は現実に存在している。日本人は中国と呼ばれたいシナを考えるときこれを忘れてはいけない。
シナの平和はどのくらいの金銭的価値があるだろうか。GDPで測定すると表面上14兆2799億3746万ドルだからこれ以上の金銭的価値のある戦争はなかなか見いだせない。しかしすべてを失わないと分かっていれば、戦争はより容易な選択になる。
白い羽は今のところ失うものが戦争利得より多いと考えている。紅軍の湘江の戦いを引き合いにするくらいだ。キーは突破口。もし一族が海外に安住し白い羽が政治家として逃げ切ることができるなら、台湾進攻するだろう。その分水嶺が近づいている。それがデジタル人民元実験の成否である。
中国人民銀行(中央銀行)の李波副総裁はボアオ・アジア2021年年次総会で、「これから人民銀は3つの取り組みをしっかり行なう」として、次の3点を上げた。(1)テストをしっかり実施し、テストの項目と範囲を拡大する(2)デジタル人民元のインフラをさらに改善し、システムの安全性と信頼性をさらに向上させる(3)関連の法律と監督管理の枠組みを構築する。