日英同盟の復活
習近平は「建軍100年(2027年8月1日)までに台湾解放など奮闘目標達成を」と4月の全体会議でぶち上げた。白い羽が戦争に勝てる軍の建設と言っているのは実は外国との戦争に勝ったことのない人民解放軍のコンプレックス。唯一成果のあった国共内戦は内乱であって他国との戦争ではない。チベットなど抵抗しない相手には「勝って」いるがそれは戦争ではない。インドにもソ連にもベトナムにも勝てない。最後に戦ったのはベトナムとの80年代前半だから正直言って自信がないことの裏返しが高度化した兵器体系。
英政府が表明している空母「クイーン・エリザベス」を中心とする空母打撃群の東アジア展開に関し、日英両政府が空母打撃群を日本に寄港させる方針を固めたことが26日、分かった。クイーン・エリザベスの日本寄港は初めてで、寄港の機会を捉え、自衛隊との共同訓練も実施する。
日英関係筋によると、英政府が近くクイーン・エリザベスの日本への派遣を公表する見通しで、時期や寄港先などは今後、両政府間で調整を進める。
英政府は3月に外交・安全保障政策に関する「統合的見直し」を発表し、インド太平洋地域でプレゼンス(存在感)を高めていく「インド太平洋への傾斜」という考えを打ち出している。空母打撃群の派遣はこうした政策の一環で、覇権的な海洋進出を強める中国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。
クイーン・エリザベスは短距離離陸・垂直着陸が可能な最新鋭ステルス戦闘機F35Bを搭載している。自衛隊はF35Bを導入し、全通式甲板を備えるヘリコプター搭載護衛艦「いずも」と同型艦「かが」を改修してF35Bを運用する計画を進めており、日米に加え、日英間でも相互運用性が高まることが期待されている。