きつい仕事をほのめかされて、耐えられるかどうか答えさせられるのが圧迫面接というらしいが、そんなもの必要ないだろう。答える学生の応答は「あなたに耐えられるのなら大丈夫だと思います。」で十分だろう。なぜなら、普通の人材で出来ないことを従業員に求めるのは会社事業継続の合理性(人材の調達)に適合しないから。
そんなに大企業がいいですか
2013.5.19 07:10
来春入社をめざす人たちの就活も終盤を迎えている。アベノミクス効果か、18日付23面には大卒就職率2年連続改善の記事が載った。
就職率好転は喜ばしいが、気になるのは、学生の大手志向が再び強まっている点だ。従業員1000人以上の企業への就職希望者は4%増、1000人未満の企業の希望者は約8%減なのだ。少し前の就職氷河期にいわれた「求人と求職のミスマッチ」の再来なのか。
同じ日の紙面ではアベノミクスの成長戦略第2弾を詳報しているが、詰まるところ、日本経済再生は「民間力」の復活にかかっている。戦後日本経済を支えた企業で最初から大企業、安定企業だったところは決して多くない。ブランドに目を奪われず、未来の「民間力」となる企業を発掘し、力を試すのも、特に若い人には魅力的だと思うのだが。(編集長 小林毅)
そんなに大企業がいいですか
2013.5.19 07:10
来春入社をめざす人たちの就活も終盤を迎えている。アベノミクス効果か、18日付23面には大卒就職率2年連続改善の記事が載った。
就職率好転は喜ばしいが、気になるのは、学生の大手志向が再び強まっている点だ。従業員1000人以上の企業への就職希望者は4%増、1000人未満の企業の希望者は約8%減なのだ。少し前の就職氷河期にいわれた「求人と求職のミスマッチ」の再来なのか。
同じ日の紙面ではアベノミクスの成長戦略第2弾を詳報しているが、詰まるところ、日本経済再生は「民間力」の復活にかかっている。戦後日本経済を支えた企業で最初から大企業、安定企業だったところは決して多くない。ブランドに目を奪われず、未来の「民間力」となる企業を発掘し、力を試すのも、特に若い人には魅力的だと思うのだが。(編集長 小林毅)