公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

今読んでる『ウェストファリア体制』倉山 満

2019-11-19 22:32:00 | 今読んでる本
欧米の価値体系は日本とは大いに違う。それが歴史経路を通じて出来上がってきている。その上に憲法理念がある。日本国憲法もその例外ではない。たまたま戦争に負けたぐらいでは実感はない。歴史経路の違う社会は法を取り入れても法の基礎となっている文化まで混じり合うことはできない。遺伝子の違いが交配を禁じているようなものだ。便宜的に明治憲法と呼ばれるものに本来入るべき統シラすという言葉だけでは混ざり合えない平和な社会を望む歴史の厚みが日本にあります。

400年間、18世紀まで有効とみなされた神聖ローマ帝国のカール四世金印勅書を見ると驚く。
平和に関する条項は 諸侯間の同盟は禁止する。私闘は禁止する。 これだけ。

いくら封建制とは言っても民の生活を髪の毛一本も配慮していない。自分に有利な契約である。

主な規定編集



倉山 満
ウェストファリア体制 天才グロティウスに学ぶ「人殺し」と平和の法 (PHP新書)
 


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