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いつもより遅く咲いてた曼珠沙華を見て
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読みたいが、読み進めない。
ヒガンバナ友は何処に眠るやら
もうずっと前の出来事になったが、私の考える幅の狭さと未熟ゆえに救うことのできなかった友がもう地上にはいないと聞いたのは今から10年以上前のことだった。救えると思った自分が不遜だった。ただし私だけができるという思いは今も同じだ。
最初に心が会ったのは出家の議論だった。それまではイデオローグ的断定的で嫌な野郎だと思っていた。私の当時の自論は性悪説で出家する人間はいないという簡単な立論だった。やや自己防衛的論陣だったが正直な若い気持ちをぶつけた。なんらかの性善説と救いを信じるものでなければ道に命をかけていけないという青い革命家精神の比較だった。野郎はそれなりに受け止めようとしていたところがその他の野郎達とは違っていた。それから気に入らねえが友という地位を彼はずっと私の中を占め続けた。私は性悪説で出家する彼を救いたいと思っていた。中江有里さんの本が読めない理由も違うことだが似ている。
中島みゆきの「時代」が流行する時代だった。以下の言葉胸に響きます。
『言葉は人を結びつけ、永遠の別れをしたとしても言葉の記憶は消えない。 』中江有里
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この中の三人はもうこの世にいない。