もちろん封じ込め対象はchinaとRussia
パキスタンもシャバズ・シャリーフ (英語: Mian Muhammad Shehbaz Sharif以降助けてくれる国が米国に代わるようになった。水害支援を乗り換えても、インド、パキスタン、バングラデシュ、ベトナム、南アフリカ、ボリビアなどロシア批判決議で棄権に回った諸国の中のバングラデシュは西欧よりになったとは言えない。貧困を梃子とした政治に誠はない。
リムランドは寄り合い世帯にならざるえず、より外からの強制力がなければ綻びが出る。かつては核の支配だったが、北朝鮮やパキスタンやその核をシェアするサウジ イランには効果がない。
インド太平洋のリムは実現できそうにない。
【先の戦争】日米シーパワー「衝突」戦争に続くシーパワーとランドパワーの衝突がリムランドで留められているのは中共支那の失策による。アジアのリムランドで関係の良い国はパキスタンしか無い。失策とは中央集権と周辺国の利害の衝突(植民地化)である。ニコラス・スパイクマンの地政学を中共支那が採用できない本質的理由(一党独裁と中央集権)がある限り中共支那版地政学一帯一路構想は無数の失策プロジェクトの塊となって自己崩壊することだろう。シーパワーの盟主国(梅棹忠夫の第一国 英国と日本)の変種である日米同盟を規範とする限りランドパワーは内陸向けの社会システムであり社会システムの外に支配は届かないという理屈を抑えておくべきだろう。これは逆方向も同じで、梅棹忠夫の第一国がランドパワーのロシア、支那、インド、トルコペルシャを内部規範から支配することは不可能である。スパイクマンのリムランド分断による封じ込めは一定の成功を示しているが、軍事技術の技術革新が進み低級コスト兵器テロの洪水に耐えられないというローマ帝国時代と同じ限界が米国に到来しつつある。