公開メモ DXM 1977 ヒストリエ

切り取りダイジェストは再掲。新記事はたまに再開。裏表紙書きは過去記事の余白リサイクル。

仕事始め 2017年 宗教的要請は国連決議よりも国際的に大きな効果を持っている

2017-01-02 23:21:36 | 日記
追補2017.02.09
『【ソウル共同】韓国紙、中央日報は9日、北朝鮮が核弾頭を最大60個製造できる能力を保有していると、米韓の情報当局が判断していると伝えた。韓国軍と情報当局の対外秘の資料は、北朝鮮が昨年時点で高濃縮ウランを758キロ、プルトニウムを54キロ保有していると推定。高濃縮ウラン保有量は、事実なら専門家による従来の推定値を大幅に上回る。

 中央日報は、北朝鮮が保有の濃縮ウランについて情報当局の具体的な推定値が表面化するのは初めてだとしている。北西部の平安北道寧辺にあるウラン濃縮施設の他に、同道亀城に秘密の「第2の濃縮施設」を持っているとの見方も根拠となっているという。』kyodo



一昨年2015年は嫌な予感しかせず、シャルリー・エブド襲撃事件2015年1月7日で始まった。
昨年2016年の仕事始めはトランプ評論だった。
希少金属をビジネスにしているので近い業種の意見は気になるところ。『石油価格の動向が金属コモディティーにも直接間接に影響を与えるから中東情勢を読み切る必要がある。中東情勢は今や第3次世界大戦だと言っても過言ではない。』と言っているのは中村繁夫 (アドバンスト マテリアル ジャパン社長)ちなみに彼はトランプ当選と小池当選を読んでいた。しかしこの先の中国の読みについてはややポジショントークのリップサービスと見て割り引いてよいが、ほぼ予想は同じである。ルペンは大統領になる可能性があるし、フランの決済通貨復帰(バスケット)は現実的に起こりうる。

昨年は米国の内戦を予測していたが、実質的に分裂国家直前の状況が就任式前(民主党は大規模抗議集会)の米国に生まれている。



ウッド記者は11日、BBCのラジオ番組「トゥデイ」に出演し、情報機関のネットワーク内部にいる多数の情報提供者が、疑惑には信憑性があるだけでなく音声や映像を記録した証拠データが存在するという結論に至った経緯を説明した。
『ポール・ウッド:ジョン・マケイン上院議員のような、トランプ氏と仲が悪い共和党議員が諜報特別委員会や軍事委員会のような場で、公聴会を開くことについて議論をしているところです。こうなるとしばらく民主党議員が議論していた弾劾決議が実現する可能性が出てきます。

こんな話が大統領就任式の10日前に出てくるとは信じられません。私たちメディア関係者はトランプ氏とその選挙活動について「前例がない」という言葉を多用してきたので、この言葉を使うのは良くないのですが。それでも、また「前例がない」事態となりました。トランプ氏はアメリカの各情報機関との間で、開戦準備をしている状況にあります。10日後には自分が指揮をすることになる人々との間でですよ。CNNなどの大手メディアとは大喧嘩が始まっており、事態がどう収束するのか誰も分からない状態です。』ハフィクションポスト


米国は就任式前にまるで国家分裂の前夜、お祭り騒ぎだ。




毎年年頭に私は、ほぼこの先4〜5年に起こる予想をまとめて述べている。



中には1年以内におこらないこともある。まぐれ当たりもあるが、昨年年頭時点で予備選で残る予想はおろかトランプ当選を予想した評論はゼロに等しかった。
去年の今頃、サウジアラビアがイスラム教シーア派の指導者の死刑を執行した。「サウジアラビアのジュベイル外相は3日夜、イランとの国交を断絶すると発表した。イランの首都テヘランで同日、サウジがイスラム教シーア派の高位聖職者ニムル師を処刑したことに抗議する群衆がサウジ大使館を襲撃したことなどに対する措置。サウジに続いてバーレーンやスーダンがイランとの断交を発表し、アラブ首長国連邦も駐イラン大使を召還する方針を示した。」2016.1.4
ここまでが既に起きたこと。

今年の仕事始めは、報復するIS(偽旗)=自由シリア=米国製兵器の習熟者とトルコ=ロシア=シリア政府軍との抗争が、はたしてイスラム教内のシーア派とスンニ派の戦いに燃え広がるかどうかという可能性について考察する。結論は、必然的に戦争の開始は避けられないが、もう少し時間を要する。

なぜ今ロシア攻撃によって壊滅寸前のISがイスタンブールとバグダッドで勢いづいているのか。利益勘定で見ると、トルコ領内で事件を大きくすることが、エルドアンとプーチンの関係アンカラ➖モスクワ軸を揺さぶるクーデター勢力の残党(モサドおよびCIAの配下の者)の遺恨に火をつける。この揺さぶりを仕掛け、裏で利益を得るのは、アンカラ―イスタンブール➖コソボを経由する商売人をスポンサーとする薬密売組織の元締めだろう。

「この世の支配者」といえどもその活動を維持するためには、表社会には追跡できない資金が必要。彼らの本当の目的は、この世の富が誰によって創られようとも、資金システムを永続することにある。少し品のない言い方をすると3S (ショバ・シャブ・セックス)代金と暴力(暗殺・不慮の事故・拉致恐喝・自作3Sスキャンダルの自己暴露)による恐喝及びノーベル平和賞などの名誉の授与までの誘導。歴史的にはフランキストが作り上げた背徳的ー道徳的腐敗(酒、金、麻薬、セックス、近親相姦、異常な食事会、殺人、生贄の要求、全能の自己を愛する名誉欲)ー権力内インナーサークルの存在だ。

そしてその国家の仕上げは債権約款と諸条約、つまりは大衆課税による利権強奪構造の永続である。もちろん本当の目的が容易に表面から遺漏したり、推量できたりしないように、国家対立(軍事経済、内部矛盾、民族内訌)と宗教対立と洗脳(メディアと教育)で支配シナリオをイデオロギー(正義合意の体系)のレヴェルまで隠蔽することが肝心なことは言うまでもない。

事実そうしながら、予測不能なサウジアラビアとイランの代理戦争をイエメン情勢の複雑を極めスンニ対シーア(フーシー)という構図で発火している。
元来サウジアラビアはマネーで宥和した族長連合であるから、金の切れ目が国の切れ目。イランの核開発が終了する前に金がなくなれば、ISが乳と蜜の大地を蹂躙する主役になるが、反対にイランの核開発が完了したあとでは、サウジアラビアは核保有国なので、史上初の国家間核戦争が起こる。
マッカをどの勢力が制圧するのかということにISの消長が関係する。スンニ対シーアという宗教戦争シナリオはサウジとイランが共に孤立している場合に起こり(起こし)うる。モスクワ➖北京軸がシーア派を支援するシナリオは東ウズ問題と中共支那の経済危機によって消えたので、イランはロシア一国の支援だけでは動けない孤立にある。サウジも米国一国の支援では先制攻撃には動けない。
従って時間はもう少しかかり、エルサレム➖リヤド軸が露わにできるような国際枠、すなわち一神教宗教統一戦線をフランシス教皇が中東に仕込むか否か(アフリカとロシアは既に完了)に世界の火薬庫の運命がかかっている。今、サウジの財政危機とイラン孤立の条件は整っているが、ローマ教皇一派の動きが熟するまで第三次世界大戦の終結決戦(ISとIRNの掃討、無限の国力で地上に新秩序を樹立継続する神の戦い)火蓋を閉じたままのイスラエルが待てるか、危機が迫る。しかしその決断は戦後を「この世の支配者」がどう準備しているか、これにより世界は大きく変わる。

私は2010年に2020年頃の聖典復帰の歴史周期を予想していたが、現実のプロテスタント分派の「われらはカトリック」と宣言する一致運動を目の当たりにした既存のプロテスタントは非常に驚いている。今年はマルチン・ルターの論題から500年の記念周期に相当する。

これから
聖典復帰の教条によって世界は黒白に別れて、どう変わるかは歴史の血生臭い宗教改革の先例を参考にするといい。(イタリアという鏡に映した時代
『現代は世俗から天上を再構築するという宗教とは一見無縁に思える。しかし金融の無制限成長が思い上がりと気づき始めた草の根のキリスト教をアイデンティティーとする人々は、神の意志と聖典を意識し始めている。資本主義の行き過ぎた強欲は若い世代によって革新される必然の途上にある。そのエネルギーの源泉は、500年前と同じ富の偏在と驕慢なセレブに対する憎しみである。これにはトランプ一家も含まれる。憎しみは煽られ暴徒が聖職者を担いで米国の西と東で宗教的要請を憲法を上回る原理として承認することだろう。
 
 500年後の明日、キリスト教社会の最も大きな倫理的矛盾、拝金主義と結びついた背徳的経済活動によって生じた債務の帳消しを政治的よりどころとして、21世紀のマルティン・ルターが現れ、ヴィッテンベルクの教会の扉に再び貼り付けられることだろう。この周期は人類の歴史の呼吸のようなもので、数十年のずれはあっても、周期と振幅を避けることはできない。』

歴史は成功した同じ文脈を手法として使い回すので、おそらくフランシス(あえてフランシスコではなく英語読みのフランシス)教皇(あえて法王ではなく教皇)はかつての国際聯盟設立に相当する国際宗教聯盟設立を構想している最中だろう。そこで将来起こることは、破門などの拘束力のある宗教的非難決議による戦争の正当化、つまり神の正統派による戦争の開始であろう。すべての和解の道(一神教の再発明)はここに向かって時間をかけ停滞している。どんなに困難であってもイエズス会結成500年までにはなんらかの再編を予想する。単なる宗教ではなく神の要請として軍事と経済に介入する強力なシステムを再編しようとしている。

これらの予兆とフランシスの実践は2014年から始まっているが、日本人だけが信教的に異質であるために一般国民にはその重要さを知らされていない。

私は昨年の唐突な天皇の退位の法制実現の動きは、退位後に憲法規制のない個人あるいは神道司祭としての発言をするためとにらんでいる。
思うにキリスト教徒の陛下はこれを最後の仕事(日本の贖罪)、退位後の、と位置づけているのだろうと思う。早ければ2017年の今年、遅くとも2018年平成30年までにフランシスとの会談を準備し、神道を代表する司祭としての何らかの談話発表、場合によっては国際宗教聯盟設立準備完了メッセージの可能性がある。もちろん陛下の個人財産を寄進することも含まれる。(昨年秋篠宮夫妻がバチカンで会見して下地を形成している:このことからも天皇陛下は皇太子夫妻を信用していないと思われる、当然財産も渡したくない。)。各国政府の議会承認を必要としない宗教的要請(恐喝も含む)による世俗義務からの信者の集団逃亡は国連決議よりも国際的に大きな効果を持っている。しかしこれは現在の次の次の世界を舞台にして起こることだ。次の次から次におこることを逆算するのが賢者の分析方法である。戦後から逆算して、今どこが誰とどのように戦うべきかを立案するという手法はもはや支配者の伝統である。
資源もなく怠け者しかいない国民国家に債務を課しても戦後の回収ができない。回収から考えると、戦争に負けるのはイラクの様な資源国か勤勉で賢い国民のいる日本の様な国力豊かな国である。どちらも一回使ったので、めぼしい戦争の投資先はサウジかイラン。戦後は永遠に続く日本は債務を払い終えた後者ではたらず20人に1人は薬物中毒にさせられている。その意味で、米国は世界最大の敗戦国である。米国は既に米国人の国ではない。民主主義がファシズムに勝利したという幻想はさておき、第二次世界大戦で誰が勝ったのか最終的に誰が世界を支配したのか?それを考えてみること自体がその国の教育から根こそぎ禁止されている記者からなるグローバルメディアはトランプ当選ごときで自国の価値観変更に驚いている、誠にトトカマである。

20170110『天皇陛下が在位30年を節目として譲位を希望されていることを受け、政府は、平成31(2019)年1月1日(元日)に皇太子さまの天皇即位に伴う儀式を行い、同日から新元号とする方向で検討に入った。』20170110


ところで、なぜイランは米国の敵であるという宣伝が世界に行き届いているのか?答えは簡単で、ずばりイスラエルを支えているシオニストが米系4大メディアを押さえているからでしょう。真実の利害関係は20日以降に再調整するとトランプが宣言しているから、今後も米国は親シオニスト政権と予想できる。フランシスの計画の源流はユダヤの隠れ蓑、簒奪の木馬イエズス会幹部黒衣の法王達であるから、エルサレム➖リャド軸が完成するのは実は容易なこと、完成の前から宗教連盟の要請と実行は行われる。

それではイランの敵エルサレム➖リャド軸ができたとして、これを米国が直接軍を出して支えるかと言えば、そうではない。米国は米国債を買わない金の尽きたサウジアラビアに石油資源以外の関心を維持できない。ビジネスに落ちてこない戦争はトランプの性に合わない。シェールオイルが採算に合う現時点では石油埋蔵さえ、もはやサウジの重大事ではない。であれば、米国が親シオニストの証しとして現時点で、実力行使できることは無人機ピンポイントでどこかを破壊することだ。実は何を破壊するかが極めて重大で、場合によってはフランシスの努力もむなしく人類千年の禍根となる。

ジョルダーノ・ブルーノ(Giordano Bruno, 1548年 - 1600年2月17日)は、コペルニクスを擁護し太陽も星の一種に過ぎないと主張してこの世界がより一般的天体の一例の過ぎないと正しく理解して主張したが故に、火焙りの刑になって死んだ。ちょうど聖典復帰に向かい始めて100年ほど経った時愚かな「理性」が世界を覆っていた。

このように事実よりも宗教的要請が強い時代は、愚かなことも教条によって正当化される。メリル・ストリープやSNSのトランプ批判は火焙り儀式の前奏曲に過ぎないと思うのも杞憂と言い切れない状況が今の米国内に憎しみとともに満ちている。本当のことを言う人間は、大統領といえども火焙りにする。

これで人類全体が後戻りできない。なぜならば、これには「神」の要請という印666が付いている。

ヨハネの黙示録13:16―18:「また、小さい者にも、大きい者にも、富んでいる者にも、貧しい者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々にその右の手かその額かに、刻印を受けさせた。また、その刻印、すなわち、あの獣の名、またはその名の数字を持っている者以外は、だれも、買うことも、売ることもできないようにした。ここに知恵がある。思慮ある者はその獣の数字を数えなさい。その数字は人間をさしているからである。その数字は六百六十六である。」




    * *

イスタンブール『ナイトクラブで1日午前1時15分(日本時間同日午前7時15分)ごろ、何者かが銃を乱射し、ソイル内相によると、39人が死亡、69人が負傷した。当局は「テロ攻撃」と非難。過激派組織「イスラム国」(IS)が2日、声明を出し、犯行を認めた。』

バクダットの『爆発については、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」がIS系通信社アマック(Amaq)を通じて犯行声明を出し、「殉教作戦」により40人前後を死亡させたと主張している。』

Moscow and Ankara are pursuing a joint policy in Syria, consolidating their new friendship and showing to the West that "they are not isolated," Austrian Die Presse newspaper wrote.



東芝の不正会計問題で、2014年3月期までの3年間で400億円規模にのぼる決算の粉飾をした疑いがあるとする調査結果を証券取引等監視委員会がまとめたことが関係者への取材でわかった。監視委は、歴代3社長が不正会計に関与した疑いが強いとみている模様だ。』朝日
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