北朝鮮の砲撃が民家に着弾
本土は韓国軍が先に砲撃し反撃したというメディア操作を始めている。つまり、「攻められている同盟国」北から援軍を求められればいつでも合法的に反撃する状態が政治的にできあがった。
つまり、米中黄海海戦はすでに始まっている。そしてこのゲームをシミレーションをしてみるならば、中国にアドバンテージがある。オバマは激怒はして見せても、「血を流す価値のない戦争」を継続する意志がない。オバマの指揮する米海軍の退却という出口ストーリーはできあがっている。中国がほしいのは熱い戦いによる勝利ではなく、既成事実としての中国内海領域(いわゆる「近海」)を誇示して停戦すること。(しかも主役は親分ではなく子分である北が勝手に始めて勝手に停戦する)よって境目のない「平和な」海を実現する領土大義とプレゼンスの証明なのだ。
日本にとって重要な機会はオバマの抹茶アイスの思い出のように溶けて無くなる同盟ではなく、見返りの期待を通じて結びつける日米同盟に変わることである。そうでなければ双方にこの海で血を流す意味はない。
相手を脅して領地を取ることは恥ではない。なぜなら脅される状態に放置している國の側に非があるからだ。むしろ血を流さずに版図を拡大する実力者は賞賛される。マッキャベッリ的には中国がひとまず勝つ。日本のスタンスが問われるのはその次だ。
朝鮮日報より
北朝鮮砲撃:中国メディア、西海演習を猛烈に批判
中国は26、27の両日に予定していた楊潔チ外相の訪韓を国内日程を理由に無期限延期した。中国外務省は24日午後、韓国政府に楊外相の訪韓延期を伝えたとされる。
北京駐在の外交筋は、中国が外交上の儀礼に反してまで、楊外相の訪韓延期を土壇場で通告したのは、28日に西海(黄海)で行われる韓米合同軍事演習が要因とみている。中国外務省の洪磊副報道局長は25日、楊外相の訪韓延期に韓国政府が理解を示したことに感謝すると述べただけで、具体的な言及は避けた。
中国政府の発言は慎重だが、中国メディアは西海での軍事演習を露骨に非難している。国際ニュース専門紙の環球時報は25日付紙面で、米空母ジョージ・ワシントンが参加する今回の韓米合同軍事演習に反対の立場を鮮明にし、強い警告を発した。同紙はこれまで、国際的懸案事項に対する中国政府の「本音」を代弁してきたことで知られる。同紙は「米空母は北朝鮮を脅すことはできず、北東アジアを脅すだけだ」と題した社説で、「韓国は米空母を黄海(西海)での演習に参加させ、北朝鮮に圧力を加え、砲撃事件後の韓国社会を安心させようとしているが、韓国に不利な方向で事態の複雑化を招くことに注意を払うべきだ」と指摘した。
同紙は「米空母の黄海への進入が慣例となれば、黄海の戦略的環境が変化し、北東アジアは韓国と北朝鮮の間の砲撃よりもさらに高いレベルの衝突を招く」と警告した。北朝鮮の挑発防止に中国が取り組むべきだとする国際社会の「中国役割論」についても、同紙は「中国は北朝鮮という『怒れる獅子』を扱う獅子舞演者ではない。中国外交にも北朝鮮に対する『特効薬』はない」とし、否定的な見方を示した。
英字紙チャイナ・デーリーもトップ記事で、「韓米合同軍事演習は韓半島(朝鮮半島)の緊張を高めるばかりだ」とする専門家の見方を伝えた。また、新華社や北京で発行される新京報にも似たようなトーンの批判記事が見られた。
北京駐在の外交関係者の間では、米韓の圧力にもかかわらず、中国が北朝鮮に警告を発する可能性は低いとの見方が有力だ。ある西側外交官は「対北朝鮮関係は中国の戦略的な利害が懸かっており、北朝鮮が延坪島での事態について、正当性を主張している状況で、中国が北朝鮮に警告を行うのは難しいのではないか」と語った。
中国政府の一部では、演習に米空母が参加することについて、「延坪島が攻撃を受けた際、韓国は直ちにしかるべき反撃をすべきだった。なぜ終わってから(北朝鮮に圧力をかけろと)中国側に言ってくるのか」といった不満の声があるという。中国政府の一部は「今年8月に金正日(キム・ジョンイル)総書記が訪中した際、胡錦濤国家主席が長春まで行って迎えたにもかかわらず、北朝鮮は(寧辺でウラン濃縮用の)遠心分離機を公開し、延坪島も攻撃し、中国を苦境に追い込んだ」と不満を漏らしたが、それを公言することは避けている。
北京=崔有植(チェ・ユシク)特派員
ここに朝鮮日報の言う西海は黄海の事。空母ジョージ・ワシントンが動き出して後、中国は「近海」という表現を使っていない。空母はすでに彼らの言う「近海」に入った。
本土は韓国軍が先に砲撃し反撃したというメディア操作を始めている。つまり、「攻められている同盟国」北から援軍を求められればいつでも合法的に反撃する状態が政治的にできあがった。
つまり、米中黄海海戦はすでに始まっている。そしてこのゲームをシミレーションをしてみるならば、中国にアドバンテージがある。オバマは激怒はして見せても、「血を流す価値のない戦争」を継続する意志がない。オバマの指揮する米海軍の退却という出口ストーリーはできあがっている。中国がほしいのは熱い戦いによる勝利ではなく、既成事実としての中国内海領域(いわゆる「近海」)を誇示して停戦すること。(しかも主役は親分ではなく子分である北が勝手に始めて勝手に停戦する)よって境目のない「平和な」海を実現する領土大義とプレゼンスの証明なのだ。
日本にとって重要な機会はオバマの抹茶アイスの思い出のように溶けて無くなる同盟ではなく、見返りの期待を通じて結びつける日米同盟に変わることである。そうでなければ双方にこの海で血を流す意味はない。
相手を脅して領地を取ることは恥ではない。なぜなら脅される状態に放置している國の側に非があるからだ。むしろ血を流さずに版図を拡大する実力者は賞賛される。マッキャベッリ的には中国がひとまず勝つ。日本のスタンスが問われるのはその次だ。
朝鮮日報より
北朝鮮砲撃:中国メディア、西海演習を猛烈に批判
中国は26、27の両日に予定していた楊潔チ外相の訪韓を国内日程を理由に無期限延期した。中国外務省は24日午後、韓国政府に楊外相の訪韓延期を伝えたとされる。
北京駐在の外交筋は、中国が外交上の儀礼に反してまで、楊外相の訪韓延期を土壇場で通告したのは、28日に西海(黄海)で行われる韓米合同軍事演習が要因とみている。中国外務省の洪磊副報道局長は25日、楊外相の訪韓延期に韓国政府が理解を示したことに感謝すると述べただけで、具体的な言及は避けた。
中国政府の発言は慎重だが、中国メディアは西海での軍事演習を露骨に非難している。国際ニュース専門紙の環球時報は25日付紙面で、米空母ジョージ・ワシントンが参加する今回の韓米合同軍事演習に反対の立場を鮮明にし、強い警告を発した。同紙はこれまで、国際的懸案事項に対する中国政府の「本音」を代弁してきたことで知られる。同紙は「米空母は北朝鮮を脅すことはできず、北東アジアを脅すだけだ」と題した社説で、「韓国は米空母を黄海(西海)での演習に参加させ、北朝鮮に圧力を加え、砲撃事件後の韓国社会を安心させようとしているが、韓国に不利な方向で事態の複雑化を招くことに注意を払うべきだ」と指摘した。
同紙は「米空母の黄海への進入が慣例となれば、黄海の戦略的環境が変化し、北東アジアは韓国と北朝鮮の間の砲撃よりもさらに高いレベルの衝突を招く」と警告した。北朝鮮の挑発防止に中国が取り組むべきだとする国際社会の「中国役割論」についても、同紙は「中国は北朝鮮という『怒れる獅子』を扱う獅子舞演者ではない。中国外交にも北朝鮮に対する『特効薬』はない」とし、否定的な見方を示した。
英字紙チャイナ・デーリーもトップ記事で、「韓米合同軍事演習は韓半島(朝鮮半島)の緊張を高めるばかりだ」とする専門家の見方を伝えた。また、新華社や北京で発行される新京報にも似たようなトーンの批判記事が見られた。
北京駐在の外交関係者の間では、米韓の圧力にもかかわらず、中国が北朝鮮に警告を発する可能性は低いとの見方が有力だ。ある西側外交官は「対北朝鮮関係は中国の戦略的な利害が懸かっており、北朝鮮が延坪島での事態について、正当性を主張している状況で、中国が北朝鮮に警告を行うのは難しいのではないか」と語った。
中国政府の一部では、演習に米空母が参加することについて、「延坪島が攻撃を受けた際、韓国は直ちにしかるべき反撃をすべきだった。なぜ終わってから(北朝鮮に圧力をかけろと)中国側に言ってくるのか」といった不満の声があるという。中国政府の一部は「今年8月に金正日(キム・ジョンイル)総書記が訪中した際、胡錦濤国家主席が長春まで行って迎えたにもかかわらず、北朝鮮は(寧辺でウラン濃縮用の)遠心分離機を公開し、延坪島も攻撃し、中国を苦境に追い込んだ」と不満を漏らしたが、それを公言することは避けている。
北京=崔有植(チェ・ユシク)特派員
ここに朝鮮日報の言う西海は黄海の事。空母ジョージ・ワシントンが動き出して後、中国は「近海」という表現を使っていない。空母はすでに彼らの言う「近海」に入った。